草なぎ剛の新ドラマに大人の事情?木村拓哉”イメージ戦略”の影も (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ドラマがヒットしてもしなくても責められない木村

 このドラマ枠は、関西テレビ制作のフジテレビ放送という形式をとり、これまで火曜22時枠で放送されていた。しかしこの枠は、視聴率の上下が激しく安定しないという特徴がある。

「現在は吉田羊(年齢非公表)主演の『メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断』を放送していますが、視聴率はイマイチ。また過去には『HEAT』や『戦う!書店ガール』といった大爆死ドラマを生み出していることから、その二の舞だけは避けたいというところなのでしょう」(芸能関係者)

 さらに草なぎを大きくプッシュすることで、木村のイメージアップに繋げるという戦略が含まれているともいう。

「仮に草なぎのドラマが失敗したら、あれだけプッシュしたのにという評価を、全て彼にかぶせることができます。宣伝を抑えた木村のドラマが高視聴率を記録した場合、期待されていなかった木村ドラマが大健闘ということで、木村を持ちあげることができるのです。いずれにしても木村にとっては、自身が優遇されている状況にあるのかもしれません」(前出・芸能記者)

 退所の噂がある草なぎだからこそあえてプッシュし、じわじわと彼にプレッシャーをかけているのかもしれない。

 放送局も放送曜日も異なる二人のドラマだが、どちらもSMAP解散後の初仕事であることには変わりない。だからこそ事務所にとっては、どちらのドラマも大爆死して共倒れになることだけは一番避けたいのだろう。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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