ダニが寄生する感染症!疥癬の注意すべき原因と症状について (2/3ページ)
寄生する数自体は少ないもののかゆみが非常に強いということです。
角化型疥癬
通常疥癬よりも重症タイプの疥癬に、角化型疥癬といわれるものがあります。角化型疥癬はノルウェー疥癬とも言われています。
日本ではちょうど幕末維新前夜の1848年に、ノルウェーでハンセン病の医師であるダニエルセン博士(ハンセン先生の義父)らによって発見されたことからこの名がついています。
角化型疥癬は痂皮型疥癬ともいい、灰色から黄白色の厚いあかが増えたような状態(鱗屑=りんせつといいます)が現れるのが特徴です。
寄生するダニの数は100万匹から200万匹と非常に多く、免疫力が低下している時に感染しやすい傾向があるようです。
疥癬の症状にはどのようなものがありますか?
かゆみ
疥癬という言葉からなんとなく想像できる気がしますが、症状としてはまずかゆみが挙げられます。特に通常疥癬の場合はかゆみが非常に強く、夜寝ていられないほどのかゆみが現れるということです。
稀に見られるタイプの角化型疥癬の場合は、かゆみが出ないこともあり不定であるということです。
紅斑性小丘疹
通常疥癬に感染した場合、紅斑性小丘疹といって皮膚に赤いぶつぶつしたできものが現れるのが特徴です。特に現れやすいのが、胸やお腹、太ももの内側、肘の内側、わきの下など、お肌の柔らかい部分です。
疥癬トンネル
通常疥癬の特徴としては、ヒゼンダニが掘り進んだ5mm程度の線状の皮疹が見てとれることが挙げられます。
一般的に疥癬トンネルなどと言いますが、皮膚からわずかに盛り上がって細く曲がりくねった皮疹が、手のひらや指の間、指の側面や小指側の手首などに見られるようになります。
結節
通常疥癬の場合にはさらに、小豆大の赤褐色の小結節が、外陰部や脇の下、肘の外側などに出現することもあります。
こういった皮疹は、通常は顔や頭を除いた全身に見られるということですが、乳幼児の場合は顔や頭にもこういった皮疹が見られるということです。