【関東大学リーグ戦1部】流経大が劇的勝利。優勝は得失点差で東海大に (2/3ページ)

ラグビーリパブリック

スクラムにはプライドもありますが、相手も強かったので押しきれなかった。ディフェンスから流れをつかんでいく自分たちのラグビーを出せませんでした」と東海大のLO李昇剛。

 流経大が驚異的にボールをつないだが、それと同じぐらい東海大もタックルに入った。ただ、その直後のボール争奪戦でミスや反則が出て、ボールを奪い返すことができなかった。「これまでの強みを出せなかった。個々のファイトの差に尽きます」と東海大、木村季由監督。

 それでも、怪我からFB野口、WTBアタアタ・モエアキオラが復帰したのは好材料。そして、FWのサイズ不足をスピードや工夫で補い、フィールド全体を使ってトライを狙うラグビー自体が陰ることはない。LO李、川瀬大輝のフィットネスと仕事量は誇れる部分で、この日発表されたリーグ戦ベスト15に名前がないのは疑問点が残る。FW前5人が対戦校と大きな違いを見せつけてきたチームなのだ。

 また、第1試合では大東大が破壊力を見つけた。SO川向瑛主将、アマト、タラウのファカタヴァ兄弟が復帰。前後半で10トライを奪うなど、全国大会に向けて大きな弾みとなりそう。また、今季目立っているひたむきなタックルは健在で、そこでボールを奪うと一気に走り切れるランナーが多いのもこれから脅威になりそうだ。

「久々の選手もいて、攻守ともに精度が課題ですが、これから良くなる部分でしょう」と青柳勝彦監督。FL湯川純平は「ディフェンスは隣といかにコミュニケーションを取るか。そのためにも普段からアマトらと話すようにしています」と話す。自身はラインアウトジャンパーとしてもクリーンキャッチを連発して、勝利に貢献。「身体が小さいので、スピードで勝負するしかない。ディフェンス、アタックともにリアクションスピードが生命線です」とも話した。

 敗れた中大は昨日、法大が敗れたことで4位が確定して、大学選手権出場は決まっている。敵陣ゴール前で組み直すモールの精度も上がり、地域と時間帯で何をすべきか整理されている印象。ただ、後半は防御面でファーストタックラーが外されることが目立ち、チームディフェンスにも課題が残った。「今日はチャレンジャー。低いディフェンスなど、中大としてやれることを出すつもりでしたが、大差になってしまった。

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