日本人に多い胃潰瘍の症状とは?気をつけたい胃潰瘍の身近な原因 (2/3ページ)
ロキソニンなど非ステロイド系の痛み止め薬は、痛みを脳に伝達して胃粘膜を保護する役割を果たしている防御物質(プロスタグランディン)が作られるのを阻害してしまいます。
その結果、胃粘膜が弱くなり、穴があきやすくなってしまいます。こうした薬を飲むときは、粘膜を保護する薬も一緒に服用しなければなりません。 胃潰瘍の初期症状 胃潰瘍の初期症状
・空腹時の胃の痛み、キリキリするような痛み
・食後の胃の痛み
・胃がもたれる、ゲップがよく出る
・背中の胃の後ろあたりが痛い
・食欲が落ちる
・歯を磨いたときに気持ち悪くなる
・吐血、下血
胃穿孔の症状
・激しい胃の痛み
・吐き気
・発熱
・吐血、下血
十二指腸潰瘍との違い
胃潰瘍と似たものに十二指腸潰瘍があります。どちらも消化器官で十二指腸は胃の出口にあります。びらんや潰瘍ができる仕組みは同じですが、違いもあります。
・胃潰瘍よりも若い世代で患者が多い
・十二指腸潰瘍は空腹時に痛くなるが、食事をすると軽快する傾向がある。胃潰瘍は、食後に痛くなることが多い 胃潰瘍の原因とかかりやすい人 ストレスが多い人
胃は自律神経からの影響を大きく受ける器官です。ストレスが増えると自律神経のバランスが崩れ、粘膜保護機能が衰え胃液が増えるなど胃の中の状態が悪くなり、胃潰瘍を引き起こします。
刺激物の好きな人、過度の飲酒・喫煙
コーヒーなどのカフェイン、唐辛子など辛いものは粘膜を刺激して機能を弱めます。アルコールやタバコも同じで、過度に摂取すると胃潰瘍のリスクを高めます。
遺伝
胃潰瘍には遺伝的な要素も見られるようですが、病気そのものを遺伝するというよりは胃潰瘍になりやすい性格は体質を受け継いでいるといったほうが正しいかもしれません。