中国の秋は“抗日の秋”?中国人の反日感情が激化している理由 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 22日の地震時も「歴史を忘れるな!日本人の無事を祈る奴はみんな偽善者だ!」、「歴史を忘れるな!人道主義云々を語る奴は南京大虐殺を思い出せ!」、「3つの抗日記念日を銘記しよう!」と、過去の日本の戦争犯罪を絡めた意見が散見していました。

 どうやら秋季に開催された抗日イベントに多くの中国国民が感化されてしまったようです。一方、そのような自国の風潮を危惧する層も存在し、地震の被害に対しては「歴史など関係ない、被災者の無事を祈ろう。特に在日華人たちの」、「こういう時に日本を罵倒するのは我が民族の悲しい性だ」、「みんな理性的に発言しようよ」と反日層を批判し、留学生の事件には「被害者を尊重しよう」、「犯人は中国人だ」、「被害者を自業自得と批判する連中はおかしい」と冷静、客観的な意見も寄せられたのですが、反日層から「偽善者」、「漢奸売国奴」と相次いで反論されました。

 16年11月21日、遼寧省瀋陽市の商業施設内に「満州事変を記念する」という文字とともに頭を下げへりくだる安倍晋三首相の蝋人形が展示されました。しかも蝋人形にはちょび髭が加えられていました。おそらく安倍首相をアドルフ・ヒトラーに例えているのでしょう。

 習近平政権発足以降制定された「反日の秋」は、着実に中国国民たちを洗脳しつつあります。現政権が続くかぎりこの傾向はさらに深刻化すると思います。もし中国関連のお仕事をされている方がおりましたら、秋季時の中国人たちの意識には十分注意してください。

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の33歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。新刊書籍『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)が発売中。

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