【プロ野球】日本ハム・栗山英樹監督が「正力松太郎賞」を受賞。そこで歴代の受賞者を調べてみた! (2/2ページ)
■新記録にWBC優勝……。やっぱりスゴイ王貞治氏
そもそもこの賞は、王貞治氏が通算本塁打の世界記録更新となる756号を達成した1977年に創設され、王氏が初代の受賞者。なお、新記録達成による受賞者は、シーズン最多安打日本記録を達成した1994年のイチロー(当時・オリックス)、シーズン最多セーブ日本記録を達成した1998年の佐々木主浩(当時・横浜)の2名。
また、日本のWBC連覇となった2006年と2009年には、WBCの優勝監督としてそれぞれ代表を率いた王監督と原辰徳監督に贈られている。
王氏はこの賞を最多となる4回受賞しているが、受賞した際の立場も選手、チーム監督、WBCの優勝監督と多岐に渡っている。あらためて王氏のすごさがわかるというものだろう。
文=サトウタカシ (さとう・たかし)