天才テリー伊藤対談「三浦大輔」(2)話題を呼んだあの選手はどうですか (2/2ページ)
まるで、歴史の一場面を目撃しているみたいな。
三浦 確かに、ドラマみたいでしたよね。大谷は大谷ですごいっていう。
テリー 何なんですか、あの選手は!
三浦 いやあ、レベルが違いすぎて。最後1イニングだけで165キロなんて考えられないですよ。全力で助走つけても、普通あんなスピード出ないですから。先発した翌日に、代打で出ているのも考えられない。僕なんて先発したら、次の日はもうヘロヘロですからね(笑)。
テリー やっぱり、才能が桁違いなんですねェ。
三浦 恵まれた体はもちろん、本人の努力であれだけのものを作り上げたわけですからね。まだまだ、どこまで伸びるんだろうなっていう楽しみがあります。
テリー ああいう若い選手の活躍を見ていると、ご自分の入団当時を思い出したりしますか?
三浦 いえ、僕は甲子園も出ていないですし、注目選手じゃありませんでしたから。
テリー でも、ドラフト6位からエースになるんですから、やっぱりすごい才能と努力の持ち主だと思いますけど。
三浦 プロに入ったらもうレベルが違いすぎて、どうすれば監督やコーチに覚えてもらえるか、そればっかり考えてましたね。髪形をリーゼントにしたのもその頃ですし、「とにかく試合に使ってくれ」と。入った頃は他人やチームのことは二の次で、自分のことしか考えてなかったんです。
テリー でも、それがプロですからね。三浦さんは最初からプロ意識が高かったんだなァ。