妊娠中の安定期はいつ頃から? 過ごし方や起こりやすいトラブル
妊娠して現れる初期症状やつわりなどが終わる頃はいわゆる「安定期」と呼ばれる時期に入る頃です。
この安定期、名前のイメージからするとなんだかとても安心できそうな気がしますが…。実は安定期だからといって気を抜きすぎるのも危険なんです。
そんな安定期のあれこれをまとめました。
要チェック項目
□安定期は16週0日~27週6日(妊娠5カ月~7カ月)の妊娠中期の期間
□体調が安定し無理のない範囲でマタニティライフが楽しめる
□安定期でも場合によってはさまざまなトラブルが起こる可能性も… 妊娠中の安定期はいつからいつまで? 妊娠中の16週0日~27週6日の妊娠中期の期間を一般的に安定期と呼んでいます。ちょうど妊娠5カ月~7カ月の間です。子宮内で胎盤が完成することで、流産の危険性も減り、つわり症状が治まることが多いので安定期と呼ばれるようです。
この期間に入ると流産の危険性が減ることもあり、安定期を待ってから周囲に妊娠を告げるという人も多いようです。
とはいえ、つわり症状などが続く方も中にはおりますし、体調には個人差があるものです。つらい諸症状が落ち着き、心身共に安定したと感じられるのがその人にとっての安定期ということになるでしょう。 妊娠安定期に入るとどうなるの? 安定期に入ると、妊婦さんの身体の状態はどのようになるのでしょうか?
安定期の状態例
・流産の可能性が少なくなる
・つわりが終わる
・ホルモンバランスが安定することで気持ちも落ち着く
・体調が安定することで活動的になれる
・胎動を感じたりすることで赤ちゃんの実感がわく
このように、落ち着いたマタニティライフが過ごせるようになると安定期に入ったと感じられるでしょう。
また、この頃から徐々におなかのふくらみも目立ってきます。そして赤ちゃんの初めての胎動を感じられるのもこの頃です。おなかの中でぽこぽこと動くのを感じられるのは、初めての感動かもしれないですね。
安定期の頃になるとそれまで2週間ごとだった妊婦健診は4週間ごとになるでしょう。またこの頃のエコー検査ではもしかしたら赤ちゃんの性別が分かるかもしれません。健診が楽しみになりますね。 妊娠安定期にはどう過ごす?
このように穏やかに過ごせる安定期。この期間にはどのように過ごすのがいいでしょうか。
一般的には体調が安定してきますので、無理のない範囲で好きなことができます。
過ごし方例
・旅行(あまり負担にならなければ海外旅行もありです。その際は医師に相談しましょう)
・マタニティ向けの運動(ウォーキングやマタニティヨガ、スイミングなど)
・ゆっくりランチなど自分の時間を楽しむ
・出産準備(出産用品の準備や赤ちゃんのお世話の勉強など)
・虫歯の治療や美容院などやるべきことを済ませておく
妊娠後期にはおなかが大きくなり、トラブルも出やすいです。また出産してしまうと、赤ちゃんのお世話で大変になります。自由時間も減りますし、外出なども難しくなってしまいます。ですからこの安定期のうちにできることを楽しめるといいでしょう。
ただしよく注意してほしいのは、無理は厳禁だということ。安定期だからと言って何をしても大丈夫だというわけではありません。
もちろん流産やトラブルなどのリスクもありますし、身体に負担をかけすぎると妊婦さんにも良くありません。身体を大事にすることを怠らないようにしましょう。 妊娠安定期に注意すべきこと無理は厳禁だと述べましたが、他にも安定期に注意したいことがあります。
体重管理
つわりが終わり、食欲が増してくるのもこの時期です。これまで食べられなかった分の反動もあって、あれこれと食べたくなるのもわかりますが、食べ過ぎには気を付けましょう。
妊娠中の体重増加量は医師から指導があると思いますのでそれを守るよう注意しましょう。あまり過剰に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や難産などのリスクが発症することもあります。
転倒
おなかが大きくなってくるので転倒の危険性が増します。足元も見えにくくなり、バランスもとりづらくなりますので気を付けましょう。自転車に乗ったりハイヒールを履いたりすることも、やめるのが望ましいでしょう。
双子
もしおなかの赤ちゃんが双子など多児妊娠の場合には、安定期はないとよく言われます。何もかもが二人分ですので、母体の負担は大きいですし、無理をすると流産や早産などの危険性が高まります。 妊娠安定期でも起こるトラブルもあります安定期でも場合によってはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。
妊娠高血圧症候群
かつては妊娠中毒症と呼ばれていた病気です。妊娠20週以降、産後12週までに高血圧などを発症します。重症になるとさまざまな危険がある上に、赤ちゃんにも影響が及びます。
塩分の摂りすぎや体重の増えすぎなどに気をつけましょう。
妊娠糖尿病
妊娠するとホルモンの影響で血糖値が上がりやすくなります。そのため妊娠中に発症する糖尿病を妊娠糖尿病と言います。これも赤ちゃんに悪い影響が出ることがある病気なので注意が必要です。
流産
安定期にも流産は起こります。妊娠22週までに起こるのを流産といい、それ以降は早産や死産となります。この時期に起こる流産は母体に原因があることが多いです。例えば頸管無力症や子宮筋腫などが原因です。
切迫早産
妊娠22週以降の場合は胎児が未熟児で生まれても生きる可能性があり、早産と呼ばれます。妊娠22週~36週の間にさまざまな理由で早産になりそうな場合を切迫早産と呼びます。
安定期でも早産の可能性はありますので注意しましょう。この場合は入院や絶対安静などが必要になりますので、医師の指示に従って過ごします。
その他マイナートラブル
腰痛やむくみ、便秘、下痢、頭痛、胃痛など、安定期でもさまざまなマイナートラブルが起こることがあります。身体に負担をかけたり、冷したりしないように注意しましょう。辛い場合には遠慮せず医師に相談しましょう。 妊娠安定期だからといって無理は厳禁です体調が安定してくる安定期。せっかくのマタニティライフですからこの時期はなるべく楽しんで過ごしたいですよね。
まずは自分と赤ちゃんを大事にしつつ、トラブルにも注意しながら楽しみましょう。
(監修:Doctors Me 医師)
この安定期、名前のイメージからするとなんだかとても安心できそうな気がしますが…。実は安定期だからといって気を抜きすぎるのも危険なんです。
そんな安定期のあれこれをまとめました。
要チェック項目
□安定期は16週0日~27週6日(妊娠5カ月~7カ月)の妊娠中期の期間
□体調が安定し無理のない範囲でマタニティライフが楽しめる
□安定期でも場合によってはさまざまなトラブルが起こる可能性も… 妊娠中の安定期はいつからいつまで? 妊娠中の16週0日~27週6日の妊娠中期の期間を一般的に安定期と呼んでいます。ちょうど妊娠5カ月~7カ月の間です。子宮内で胎盤が完成することで、流産の危険性も減り、つわり症状が治まることが多いので安定期と呼ばれるようです。
この期間に入ると流産の危険性が減ることもあり、安定期を待ってから周囲に妊娠を告げるという人も多いようです。
とはいえ、つわり症状などが続く方も中にはおりますし、体調には個人差があるものです。つらい諸症状が落ち着き、心身共に安定したと感じられるのがその人にとっての安定期ということになるでしょう。 妊娠安定期に入るとどうなるの? 安定期に入ると、妊婦さんの身体の状態はどのようになるのでしょうか?
安定期の状態例
・流産の可能性が少なくなる
・つわりが終わる
・ホルモンバランスが安定することで気持ちも落ち着く
・体調が安定することで活動的になれる
・胎動を感じたりすることで赤ちゃんの実感がわく
このように、落ち着いたマタニティライフが過ごせるようになると安定期に入ったと感じられるでしょう。
また、この頃から徐々におなかのふくらみも目立ってきます。そして赤ちゃんの初めての胎動を感じられるのもこの頃です。おなかの中でぽこぽこと動くのを感じられるのは、初めての感動かもしれないですね。
安定期の頃になるとそれまで2週間ごとだった妊婦健診は4週間ごとになるでしょう。またこの頃のエコー検査ではもしかしたら赤ちゃんの性別が分かるかもしれません。健診が楽しみになりますね。 妊娠安定期にはどう過ごす?

このように穏やかに過ごせる安定期。この期間にはどのように過ごすのがいいでしょうか。
一般的には体調が安定してきますので、無理のない範囲で好きなことができます。
過ごし方例
・旅行(あまり負担にならなければ海外旅行もありです。その際は医師に相談しましょう)
・マタニティ向けの運動(ウォーキングやマタニティヨガ、スイミングなど)
・ゆっくりランチなど自分の時間を楽しむ
・出産準備(出産用品の準備や赤ちゃんのお世話の勉強など)
・虫歯の治療や美容院などやるべきことを済ませておく
妊娠後期にはおなかが大きくなり、トラブルも出やすいです。また出産してしまうと、赤ちゃんのお世話で大変になります。自由時間も減りますし、外出なども難しくなってしまいます。ですからこの安定期のうちにできることを楽しめるといいでしょう。
ただしよく注意してほしいのは、無理は厳禁だということ。安定期だからと言って何をしても大丈夫だというわけではありません。
もちろん流産やトラブルなどのリスクもありますし、身体に負担をかけすぎると妊婦さんにも良くありません。身体を大事にすることを怠らないようにしましょう。 妊娠安定期に注意すべきこと無理は厳禁だと述べましたが、他にも安定期に注意したいことがあります。
体重管理
つわりが終わり、食欲が増してくるのもこの時期です。これまで食べられなかった分の反動もあって、あれこれと食べたくなるのもわかりますが、食べ過ぎには気を付けましょう。
妊娠中の体重増加量は医師から指導があると思いますのでそれを守るよう注意しましょう。あまり過剰に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や難産などのリスクが発症することもあります。
転倒
おなかが大きくなってくるので転倒の危険性が増します。足元も見えにくくなり、バランスもとりづらくなりますので気を付けましょう。自転車に乗ったりハイヒールを履いたりすることも、やめるのが望ましいでしょう。
双子
もしおなかの赤ちゃんが双子など多児妊娠の場合には、安定期はないとよく言われます。何もかもが二人分ですので、母体の負担は大きいですし、無理をすると流産や早産などの危険性が高まります。 妊娠安定期でも起こるトラブルもあります安定期でも場合によってはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。
妊娠高血圧症候群
かつては妊娠中毒症と呼ばれていた病気です。妊娠20週以降、産後12週までに高血圧などを発症します。重症になるとさまざまな危険がある上に、赤ちゃんにも影響が及びます。
塩分の摂りすぎや体重の増えすぎなどに気をつけましょう。
妊娠糖尿病
妊娠するとホルモンの影響で血糖値が上がりやすくなります。そのため妊娠中に発症する糖尿病を妊娠糖尿病と言います。これも赤ちゃんに悪い影響が出ることがある病気なので注意が必要です。
流産
安定期にも流産は起こります。妊娠22週までに起こるのを流産といい、それ以降は早産や死産となります。この時期に起こる流産は母体に原因があることが多いです。例えば頸管無力症や子宮筋腫などが原因です。
切迫早産
妊娠22週以降の場合は胎児が未熟児で生まれても生きる可能性があり、早産と呼ばれます。妊娠22週~36週の間にさまざまな理由で早産になりそうな場合を切迫早産と呼びます。
安定期でも早産の可能性はありますので注意しましょう。この場合は入院や絶対安静などが必要になりますので、医師の指示に従って過ごします。
その他マイナートラブル
腰痛やむくみ、便秘、下痢、頭痛、胃痛など、安定期でもさまざまなマイナートラブルが起こることがあります。身体に負担をかけたり、冷したりしないように注意しましょう。辛い場合には遠慮せず医師に相談しましょう。 妊娠安定期だからといって無理は厳禁です体調が安定してくる安定期。せっかくのマタニティライフですからこの時期はなるべく楽しんで過ごしたいですよね。
まずは自分と赤ちゃんを大事にしつつ、トラブルにも注意しながら楽しみましょう。
(監修:Doctors Me 医師)