北メディアが韓国の混乱を報じにくい訳 (2/2ページ)
「北朝鮮政府は、韓国を『腐りきった資本主義社会』などと教育しているが、人々は『自由な国だからあのように大統領を引きずり下ろすこともできる』とか『北朝鮮の指導者は代わらないが、韓国の指導者は5年に1回代わる』などと思い、韓国に行きたい、住みたいと思うだろう」
さらに、北朝鮮に大量に流入している韓流のドラマやバラエティも、北朝鮮の人々の考えに影響を与える可能性が指摘されている。番組によっては、韓国の今の世相が色濃く反映されているからだ。
米国の北朝鮮向け放送を行っている放送局、なかでもVOAは、朴槿恵大統領の退陣を求める集会やデモについて詳しく報じている。韓国の民主主義、政治的表現の自由が保障されていることが、北朝鮮の人々の考え方を変えることにつながることを理解しているからだろう。
一方で、韓国の北朝鮮向け放送を行っている各放送局は、これらのことについて、ほとんど報じていない。