2017年春、「屋形舟での小唄のお稽古体験」が加わり、『脱デジタル滞在』がリニューアル (2/3ページ)
今回はそんな小唄の独特な発声方法を、星のや京都では現代のボイストレーニングとしてとらえ直しました。春の大堰川の舟上という開放的な空間で、唄に励み、没頭することで心身ともにリフレッシュを図ります。普段、邦楽になじみのない、初めての方にも気軽に挑戦できるよう、講師として花街の第一線で活躍されているお師匠さんに舟に同乗していただきます。
また、屋形舟の左右に広がる渓谷は、思わぬ音響効果を生み出します。小唄の歌声や三味線の音色は、春の谷間にこだまし、あたかもコンサートホールでレッスンを受けているような感覚をもたらします。非日常の空間で、好奇心を刺激する経験は、唯一無二のものです。
2、小唄を通して花街が育んだ文化に触れる
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小唄は、お座敷で三味線の音色に合わせて男女の情愛を切々と歌い上げる、日本の伝統芸能です。また、小唄の音階や母音を強調した発声は、独特なものです。西洋の音楽になれた現代人にとって、最初は奇異に思えるものかもしれません。ただ、歌にまつわる花街の歴史や文化など、お師匠さんの解説を踏まえて聞くと、小唄に込められた物語やメロディは、より身近なものに変わります。京都の町が育んできた伝統芸能の経験は、新しい発見を促します。
歳時記に合わせた脱デジタル滞在のご提案
パソコンやスマートフォンが欠かせない存在となった現代社会。便利な反面、現代人に気づかぬうちにストレスを蓄積させているようです。「脱デジタル滞在」とは、携帯電話やパソコンといったデジタル機器から一時的に離れ、京文化や四季折々の自然に触れる体験を通して、本来の自分を取り戻すことを目的にした2泊3日の滞在プログラムです。