就活で面接に行ったときは、自分の順番が来るまで控室で待機させられるもの。控室とはいえども、しっかりチェックされていることもあるので気を抜かないようにしておきたいですね。では、一体先輩たちはどのように過ごしていたのでしょうか？ 内定が決まった大学生を対象に、面接待ちの控室でどんなことをしていたか聞いてみました。

●面接待ちの控え室ではどのように過ごしていましたか？
■面接のシミュレーション

・聞かれそうなことを想像して考えておけば、面接を成功できると思ったから（女性／21歳／大学4年生）
・少しでも頭の中を整理しておきたいから（男性／26歳／大学院生）

面接でどんなことを聞かれるか、頭の中でシミュレーションしておくと、上手に答えることができそうです。ぶっつけ本番で挑むよりは、イメトレしておいたほうがいいのかも！

■精神統一

・本番であがらないよう気持ちをリフレッシュするため（男性／22歳／大学4年生）
・ひたすら震えを抑えていた（男性／23歳／短大・専門学校生）

面接本番に向けて精神統一はしておきたいですよね。緊張のあまり、言葉が出なくなることもありますので、心を落ちつけたいものです。

■他の就活生と会話

・他の学生と話をする。そうしないと突然声が出るか心配だったから（女性／21歳／大学4年生）
・他の就活生と話していた。同じ部屋で待っていたので、何となく（女性／22歳／大学4年生）

人数の多い面接だと、まわりの就活生と話ができる機会もあるもの。ライバルとはいえ、同じ立場であることは違いありませんので、一緒に復習をしておくのもよさそうですね。

■履歴書の読み返し


・履歴書に書いてあったことを読んだ。面接で履歴書の内容について聞かれたとき、ど忘れしないように（女性／22歳／大学4年生）
・履歴書を読み返していた。何かしていないと気持ちが落ちつかなかったから（女性／21歳／大学4年生）

面接官が履歴書を見て質問してきたときに、くい違いのないよう、履歴書のチェックはしておきたいですね。書いていることと違うことを言ってしまうと、印象も悪くなってしまうかもしれません。

■ボーッとしていた

・あまり考えすぎると、悪いイメージばかりしてしまうから（女性／21歳／大学4年生）
・リラックスしていたかったから（男性／22歳／短大・専門学校生）

面接まであれこれ考え過ぎてしまうと、逆に緊張しすぎてしまうかもしれませんね。頭をフラットにして、ボーッとしているのもいいかもしれません。

■エントリーシートの見直し

・エントリーシートを見返して自己PRなどを復習していた。エントリーシートに書かれていることと違うことを面接で話さないように気を付けるため（男性／24歳／大学院生）
・エントリーシートを読み直す。だいたいの面接ではエントリーシートのことを聞かれるから（女性／22歳／大学4年生）

エントリーシートにどんなことを記載したか覚えていないと、質問されたときの回答に困るもの。資格や趣味について聞かれる可能性は高いかもしれません。

控室で待ち時間が長いからといって、あまり気を抜きすぎるのはNGです。面接は会場に入ったときから始まっているともいわれますので、控室でも見られていると思っていたほうがよさそうですね。控え室に入ったときから気を引き締めて面接にのぞむようにしましょう。
（ファナティック）

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時：2016年10月31日～2016年11月4日
調査人数：大学生男女175人（男性73人、女性101人）