ジャニーズをやめて生きるということ (2/3ページ)
フィールドがテレビでなければ勝機はある

ゼロからインディーズでスタートを切るのに比べ、〝元ジャニーズ〟のアドバンテージは絶大です。
これに加え、SNSで自由に情報を発信し、小回りのきく会場でファンとの距離を詰める。 本人の意思を尊重した〝やらされ感〟のないグッズも、満足度が高いもの。
ネットのなかった昔と違い、今はジャニーズを出ても格段に戦いやすくなっています。
とはいえ、主戦場がテレビなら種々のしがらみから苦戦を強いられたかもしれません。
でもフィールドがテレビでなければ、十分に勝機はあるのでしょう。
田口さんに先んじてジャニーズを離れた赤西仁さん、田中聖さんも、各々自分らしい音楽活動に励んでいます。
「ジャニーズを辞めたら〝詰み〟」でなく、新たな道を往けるのはとても喜ばしいこと。
赤西さんは、「(ファンのニーズに応えなければ)3年目はないよ」と言われ、ダンスを頑張るなど素直な向上心を見せ、順調に集客を伸ばしています。
田口さんも、独立直後の〝ご祝儀期〟を経てどう飛躍していくか。
〝元ジャニーズ〟の名は福音にも呪いにもなりましょうが、うまく処して5年後も10年後も輝き続けてほしいと思います。
反面、初心を貫き「ジャニーズであり続ける人」には深い敬意をおぼえます。
ジャニーズでグループを組み、デビューに漕ぎ着けるのは並大抵のことではありません。
この重みを知り、個を磨いて己がチームに還元する。
〝絆〟の尊さを知る現役ジャニのみなさんには、ほとばしるような侠気を感じます。
ジャニーズでふんばる人にもさらなる幸が来るよう、心から願ってやみません。