メラニン色素の秘密がまた1つ明らかに!知っておきたいメラニン増減のリスク
先日京都大で行われた研究によって、メラニン色素の移動の様子が解明されたことが発表されました。(
参考)
シミなどの原因になるメラニン色素についてまた1つ新たな発見がありましたが、この研究によって今後どのような影響があるのでしょうか。
今回はメラニン色素の解説、今後メラニン色素を用いた治療にどのような期待が出来るか、医師に解説をしていただきました。
メラニン色素とは

メラニン色素とは人間をはじめ、ほかの動物や植物の体内でも生成される色素であり、ユーメラニンとフェオメラニンの2種類が知られています。ユーメラニンが多いほど、髪の毛や肌の色が濃くなるという特徴があります。
紫外線を浴びたときにメラニン色素が生成されることはよく知られていますが、これは、紫外線からお肌を守って、紫外線によってDNAを破壊されたり、結果として皮膚がんを発生させたりすることからお肌を守る働きをしていると考えられます。
メラニン色素が出来やすいタイプ

アウトドアスポーツなどをする方はどうしても日焼けしやすくなります。
紫外線対策をしっかりしていない
紫外線対策を怠ると、メラニン色素が増加してしまいます。
顔をこする癖のある
いつもこすっている部分に色素沈着が起こったりします。 メラニン色素の増減による疾患、症状

■メラニン色素が増えすぎることによる疾患、症状
・日焼け
・そばかす
・シミ
■メラニン色素が減りすぎることによる疾患、症状
・アルビノ(先天性色素欠乏症)
・白斑
メラニン色素を増減させる方法

メラニン色素を減らす方法
・ビタミンAやビタミンC、ビタミンEの不足しない食生活をおくる
・美白クリームなどの使用
・紫外線に当たりすぎないように気を付ける
メラニン色素を増やす方法
・チロシンを豊富に含む食べ物の摂取 (大豆など)
・適度に外に出る
今後期待できるメラニン色素をいかした治療皮膚がんをはじめ、メラニン色素が関与していると考えられる病気の有効な治療法の開発につながったり、より効果的にシミを消す方法などといった美容の側面でも進歩につながる可能性があります。 最後に医師から一言 こういった素晴らしい研究が、国内の研究機関から発表されるのは非常にうれしいことです。
メラニン色素が移動する瞬間、実際に見てみたいように思いますね。
(監修:Doctors Me 医師)