東大、慶大、千葉大、近大… “大学生レイプ事件”酒席で忍び寄る罠 (2/2ページ)
店ではテーブルに置けない形状のグラスを女性に渡し、ガンガン酒を注いで休む間を与えない。そのうち泥酔したところを狙うという手口です。主に瀬戸容疑者がパーティーを企画して吉鷹容疑者が場所を提供しており、数年前から開かれていたという。府警はすでに10件の被害を把握しています」(前出・社会部記者)
瀬戸容疑者について知人は、その呆れた大学生活についてこう語る。
「いつも“会社員をするのはバカらしい、オレなら女を使って商売する。女は商品だ”と言っていましたよ。パーティーでは男からの会費で儲け、一方で、女の子を風俗に紹介していたなんて話も聞く。相当稼いでいたのではないか」
このパーティーは「いつか事件になるのではないかと思っていた」(同)と言うほど危なっかしいことで、学内で有名だったらしいが、周囲が咎めることはなかったという。
事件は日本の最高学府のトップに立つ東京大学でも起きている。4月に大学生同士が交流を図る目的で結成されたインカレサークル『誕生日研究会』のメンバーが起こしたものだ。
5月10日夜、豊島区池袋駅近くの居酒屋で飲み会を開催し、東大の男子学生6人のほか、20代の女子大生2人が参加。そのうちの1人は男子学生の1人と以前に付き合いがあったといい、彼女について「Gカップで、マジで巨乳だから触ってもいいよ」などと、他の学生を煽ったという。
「居酒屋を出た後、研究会メンバー5人は酔った女性を連れ、自宅マンションに移動。ターゲットの女性を全裸にし、よってたかって触ったり舐めたりしたそうです。しかも、ドライヤーの温風を陰部に当てたり、馬乗りになってカップラーメンを彼女に垂らし、嫌がるのを楽しんでいたという鬼畜ぶり。ようやく解放された彼女が、その足で近くの公衆電話から110番して事が発覚したのです」
結果、5人は強制わいせつ容疑で逮捕。うち3人が起訴され、それぞれ10月25日までに執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。
逮捕され、一生を棒に振る可能性さえある道に、なぜ彼らは足を踏み外してしまうのか。
風俗ジャーナリストの青山照彦氏は言う。
「高学歴では、いまも捜査中という慶応大公認サークルの『広告学研究会』の男子学生らによるレイプ事件も記憶に新しい。彼らの世代は直接のコミュニケーションに疎く、風俗にも通わない。オナニーはもっぱらネットの無料AVばかりですからね。そんな中、強姦モノで女性が喘いでいる場面を見ると、羨ましいと思うと同時に“ウチらにもできるのではないか”と錯覚する。それが、力任せの歪んだ性表現につながってしまうのではないか」
何より親が悲しんでいる。