化学メーカーに内定した先輩(文系)の就活体験談! 選考過程と気をつけたことは?

―選考過程と気をつけたことを教えてください。
「エントリーシート提出・webテスト→会社説明会→社員懇談会参加→リクルーター面接3回→選考解禁日に最終面接→当日中に内々定の連絡」
リクルーター面接は、1回目が入社2年目、2回目が5年目、3回目が12年目の方でした。キャリアが長い方ほど深い体験談を聞けるので、質問のしがいがありました。「選考される」という受け身の姿勢ではなく、「会社や仕事の情報を引き出す」という能動的な姿勢が大切だと思います。また、社員懇談会は説明会の延長ではなく、選考の場と考え参加して下さい。
―就活で不安になった時の対処法を教えてください。
就活中は、不安になったり、落ち込んだりします。「失敗しても就職浪人して5年生で改めて就活すればいいや」とか、「自分を落とした企業のほうが損をしている」等、ポジティブさを維持するための自分なりの考えを見つけておきましょう。ただ、気持ちだけでは現状は好転しませんので、テストで解けなかった問題は終了後すぐにメモり問題集で確認する、面接の受け答えを再現して家族やキャリアセンターの方にアドバイスを頂くといった地道な努力も必要です。
―面接で手応えがない場合は、自己PRを変えたほうが良いですか?
受験企業の社風や仕事内容を考えず、ただ、「学生時代に力を入れたことを思いついたままに話している方」は変えたほうが良いと思います。相手の満足感を高めてこそのアピールですので、「うちに向いている」とか「仕事にあっている」という印象に繋がるネタや切り口を選択して下さい。
例えば、自分的には積極性を一番にアピールしたいと思っても、志望する会社が協調性を求めていれば、チーム活動でいかに貢献したかを強調する内容に変えてみましょう。
―エントリーシート(ES)作成の助言をお願いします。
エントリーシートは志望動機から着手し、イメージが沸いてこない会社には提出しませんでした。「ESを提出し、webテストを受験し、会社説明会に参加し」と労力と時間をかけた挙句に、「やっぱり、この会社(仕事)は違うな」と思うよりは良かったと思います。
自己PR以上に志望動機が重視されている点からも、「志望動機のイメージが沸いてこない会社には提出しない」という先輩の判断は参考になります。裏返せば、志望動機が沸いてくる会社に対しては、仕事ビジョンをもてていますので合格する可能性が高まります。合格可能性の高い会社を絞り込む方法としても、良いアドバイスです。
文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。