視聴者は複雑?SMAP最後の晴れ舞台が「嵐との世代交代」の場に (2/2ページ)
■SMAP騒動でイメージ悪化…事務所の強引な嵐プッシュに疑問の声も
一部報道では、相葉を皮切りに2020年まで嵐のメンバーが順番に白組司会を務めることが内定しているという「密約」が交わされたとも伝えられた。もはやネット上では「癒着」という声すら挙がっている状況だが、NHKの「ジャニーズ信仰」は根強く、切っても切れない関係となっていきそうだ。
ジャニーズ事務所は『紅白』後も嵐を猛プッシュ。来年1月1日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)のスペシャルでは、同じくジュリー氏のお気に入りであるTOKIOと嵐が共演。同日夜には嵐の櫻井翔(34)が出演する『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)のスペシャルもある。
さらに同3日は嵐がフジテレビをジャック。同日16時15分〜18時まで恒例の新春特番『嵐ツボ』、18時〜21時まで『VS嵐2017賀正 新春豪華3時間SP』、21時〜23時30分まで櫻井主演の新春大型ドラマ『君に捧げるエンブレム』と、7時間以上にわたって「嵐だらけ」となる。
まさにジャニーズの顔、ひいては芸能界の顔となりそうな勢いだが、これに不安の声も挙がっている。
「SMAPの穴を埋めるために事務所が嵐を猛プッシュするのは当然でしょうが、解散騒動のイメージが悪すぎるので『後継者』に指名された嵐の印象まで悪化している。それが影響しているのか、嵐のバラエティ番組は軒並み低視聴率。本来ならゆっくりとSMAPのような国民的グループに成長していくはずが、事務所の強すぎるゴリ押しによって無理が生じてきている。ジュリー氏の経営能力やプロデュース力を疑問視する声も多数あり、東京オリンピックで嵐が『日本の顔』になるどころか、数年内にジャニーズ事務所の凋落を招きかねないと業界内で危惧されています」(前出・芸能関係者)
いずれにしても、ジャニーズ事務所の「世代交代」は決定事項。それが「SMAPのラストステージ」で行われてしまうのか、ファンは複雑な気持ちで見守ることになりそうだ。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。