伝統食に隠された効果とは? 健康長寿の秘策「医食同源」を見直す(1) (2/2ページ)

週刊実話

1950年代以降は、若いうちからそういったバランスの取れた食生活が自然と身についたのでしょう。ここ数年は“食育”という言葉を耳にしますが、何をどう食べるか、親から子供に伝え、引き継いでいくことが大事です」

 世界に目を向けてみると、かつてはペルーやパキスタン、ブルガリアやジョージア(旧グルジア)などに長寿の郷があったという。コーカサス地方はヨーグルトの生産国として有名で、長寿国が集まる地域だったのだ。
 「ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の環境を整え、便秘を防いだり免疫力を高める効果がある。他に、コレステロール値を下げるので、健康長寿につながっていたとされます。長寿とされる地域では、このヨーグルトの他に発酵食品のチーズなどを上手に食べていると言われる。今では日本でも、様々な銘柄のヨーグルトが手に入りますが、注目されているいのはカスピ海ヨーグルト。やや高価ですが、コレステロール値を下げ、がんを防ぐ効果もあると人気です」(栄養士)

 しかし、食生活が西欧化している今、ブルガリアでさえ、ヨーグルト派から外れてバターや白パンなどを多く食べる人が増え、心筋梗塞にかかる率が高まっている。やはり、現代に至り、長寿地域を維持することは難しさが伴うようだ。

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