「寂しい。誰か一緒に旅行に行って」63歳中国人女性の切実な願い

ViRATES

「寂しい。誰か一緒に旅行に行って」63歳中国人女性の切実な願い
「寂しい。誰か一緒に旅行に行って」63歳中国人女性の切実な願い

寂しい――。いくつになっても人間は生きている限り「寂しい」と思うものだが、高齢に差し掛かった年齢の人が「寂しい」と話すのを聞くと、尚更切なく感じてしまうことも・・・。

画像出典:shanghaiist.com

中国・浙江省在住のリー・ヤンリンさん(63歳)は先日、SNSの『WeChat Post』にこんな投稿をした。

「一緒に旅行してくれる19歳~24歳くらいの心暖かい女性を探しています。一緒に旅行して、おしゃべりして、写真を撮ってくれるとありがたいです。三亜市の冬の海を見たいのですが、一人で行くのはあまりに寂しすぎるのです。もちろん、旅費は全額こちらが負担します」

画像出典:shanghaiist.com

なんとリーさんは一緒に旅行してくれる、“自分の娘”のような女性をネットで探していたのだった。旅費はすべて自分持ちとし、さらにはiPhone7のプレゼント付き。

実はリーさんには身寄りがない・・・というわけではない。夫と娘がいるのだが、娘はカナダへ移民し、夫は友人たちと遠くへハイキングに行ってしまったという。家に一人残されたリーさんの心は孤独にさいなまれた。「だったら団体ツアーに申し込めばいいじゃないか」と言われそうなものだが、リーさんが求めているのは団体ツアーでは得られない、もっと密な関係なので、最初から選択肢には入っていない。

「カナダに渡った娘には迷惑かけたくないし、夫は一人で行ってしまうし・・・」(リーさん)

自分が「寂しいわ!」と騒いで娘と夫の生活を邪魔したくはない。だが、一人で過ごすのは寂しすぎる。なのでリーさんはSNSという“文明の利器”に思い切って自分の思いをぶつけたのであった。

画像出典:shanghaiist.com

このリーさんの投稿は多くの中国ネットユーザーに注目され、このような心暖かい声が寄せられたという。

「自分の旅費は自分で出しますから、一緒に行きましょう」

「iPhoneのプレゼントなんていらないですよ。リーさんの孤独が癒されるまで、一緒にいますよ!」

日本と同じく少子高齢化がすさまじい勢いで加速していく中国では、リーさんのように「寂しい」と嘆く高齢者は非常に多い。

このような状況を反映してか、2013年1月には『高齢者権益保障法』と呼ばれる法律が施行された。この法律では親に長い間顔を見せず、寂しい思いをさせた子供を、親は訴えることができると規定している。それだけ中国の親の“寂しい”問題は深刻なのだ。

今回、リーさんのもとには暖かい支援の声が届いたが、リーさんのように自分の孤独を訴えることができず、家の中で涙を流している高齢者は大勢いる。

「寂しい―。どうしてこんなに孤独なんだろう」

日本にもこんなことを嘆く高齢者がいることを考えると・・・こちらも辛くなる。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:shanghaiist.com/Lonely granny wants to hire a ‘daughter’ to accompany her on all-expense paid vacation to Hainan
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

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