【弁護士が回答】元カレに「あげたプレゼントを返せ」と言われたら……? (2/2ページ)

マイナビウーマン

●プレゼントやデート代は「貸した」と主張!?

まれに、「プレゼントやデート代はあげたのではなく貸したのだから返してほしい」という主張をする人もいますが、これも特別な事情が認められない限り、裁判でそれらの費用が贈与ではなく貸付だと認められる可能性は低いでしょう。

したがって、ノアさんは「もらったものだから返しません」と返事をするだけでよいでしょう。そのような返答をしても裁判をしてくる相手もいます。その際にはちゃんと弁護士に相談をして対応してください。

■堀井亜生先生の恋愛アドバイス

法律上プレゼントの返還が認められる可能性はほぼないにも関わらず、弁護士にこのような相談をする人が多いということは、恋人にプレゼントをしたりデート代をおごったりすることには特別な意味があると考える人が多いということです。その考え方の違いがこうして男女のトラブルに発展するケースもあります。

一般的には、恋人へのプレゼントは、好きな相手に喜んでほしいからあげるものという認識ですが、中には、「相手と結婚するための必要経費」と考える人もいます。交際は結婚のためにするもの、プレゼントは交際を続けるために義務的に渡すものという認識でプレゼントをしているわけですね。 なので、結婚できる可能性がなくなったら、「プレゼントを渡した意味がなくなった」と考えて、だったら、あげたものを返してほしいと言い出すことになります。

こういうタイプの男性は、結婚すると奥さんにプレゼントをしなくなることが多いです。プレゼントをしないだけでなく、無駄遣いを徹底的に減らすように奥さんに要求することもあります。 旦那さんはいい会社に勤めていて給料もわりともらっているのに、お金を使いたがらない、使わせてくれないので、奥さんは窮屈になってしまって離婚を考える……。そんなケースもたくさん見てきました。

女性の側もお金を使わないのが好きなタイプなら苦労はしないのですが、金銭感覚が合わない場合はつらい結婚生活を送ることになってしまいます。

私がいろいろな依頼者の話を聞いてきた経験からすると、こういうタイプの男性は交際中からサインを出していることが多いです。 金銭的には余裕があるはずなのに、デートの時には彼女の意見を聞かずにコスパ重視でお店を決めたり、外に行くとお金がかかるからと自宅デートが多かったり……。彼氏に「楽しむためにお金を使う」という発想がないように見えたら要注意です。別れる時にプレゼントを返せと言ってきたり、結婚してもお金を使わせてくれなくなったりするかもしれません。

交際や結婚にあたっては相手の性格や収入に目が行きますが、金銭感覚が合うかどうかも重要です。交際中のプレゼントにまで「結婚するために渡すもの」と考える彼氏とは、結婚してもうまくいかなくなってしまう可能性が高いでしょう。

(監修・文:堀井亜生)

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