【プロ野球】ようこそ日本へ! 2017年・新外国人選手たちの2016年の成績をチェック!!(パ・リーグ編) (2/2ページ)
■東北楽天ゴールデンイーグルス
フランク・ハーマン(投手・32歳・右投左打)
【MLB】14試合:1勝2敗/投球回15/防御率8.40/14奪三振/WHIP1.67
【3A】 27試合:6勝1敗/投球回31.1/防御率1.72/31奪三振/WHIP0.96
既存の助っ人勢の多くが残留を決めたことから、助っ人の大補強には踏み切らず、現時点での獲得発表はハーマンのみ。
ハーバード大出身のインテリ右腕だが、投球スタイルは剛腕型。150キロを超えるストレートで三振を奪うタイプだ。2010年から2012年はメジャーの舞台に立っていたが、2013年にトミー・ジョン手術に踏み切り、その後は3Aが中心。2016年には復調し、久々のメジャー登板を果たしたところだ。
ヒジの状態などに不安は残るが、3AでのWHIPは飛び抜けて優秀。日本で一花咲かせたい。
■オリックス・バファローズ
マット・ウエスト(28歳・投手・右投右打)
【3A】39試合:3勝0敗/6セーブ/投球回46.1/防御率2.33/38奪三振/WHIP0.93
ゴンザレス・ヘルメン(29歳・投手・右投右打)
【MLB】40試合:2勝1敗1セーブ/投球回40.2/防御率5.31/32奪三振/WHIP1.62
【3A】11試合:1勝0敗3セーブ/投球回13.2 /防御率0.66/16奪三振/WHIP1.17
フィル・コーク(34歳・投手・左投左打=写真)
【MLB】6試合:0勝0敗/投球回10/防御率3.60/4奪三振/WHIP1.70
【3A】20試合:5勝3敗/投球回70/防御率2.96/61奪三振/WHIP1.27
ステフェン・ロメロ(28歳・外野手・右投右打)
【MLB】9試合:打率.235(17打数4安打)/0本塁打/3打点/0盗塁/OPS.557
【3A】106試合:打率.304(418打数127安打)/21本塁打/85打点/1盗塁/OPS.902
ダリル・ジョージ(23歳・内野手・右投右打・育成)
【BCリーグ】63試合:打率.329(228打数75安打)/9本塁打/57打点/18盗塁/OPS.987
2016年は最下位に終わり、助っ人に助けられるどころか足を引っ張られたオリックスも大改造に着手。投手陣はリリーフタイプを3枚獲得。コークはメジャー通算407登板の実績を誇り、ウエストとヘルメンもストレートの球威は3Aでは上位。数字だけ見ると同じく投手3枚を補強した西武よりも豪華といえるだろう。
糸井嘉男が抜けた野手陣ではロメロに期待が集まる。マイナー通算100本塁打で「対応力の高い中距離砲」との評判。剛柔自在の能力を発揮できるか。
また、育成で契約したジョージも面白い。オーストラリア出身でまだ23歳の若さだが、BCリーグではもはや敵なし。打撃だけではなく、盗塁数もそこそこ多い万能型。入団テストを兼ねた秋季キャンプでは、スコアボードの液晶を破壊する150メートル弾を披露。ファンの夢を膨らませるポテンシャルの持ち主だ。
文=落合初春(おちあい・もとはる)