アナタの会社は大丈夫? 日本企業に蔓延する「悪しき因習」4つ (2/3ページ)
また、忘年会の席で若い女性社員が酔った上司に呼ばれ、ホステス代わりに横へ座らされ「おまえ、酌をしろ」なんて言われることもあるという。こんなのはセクハラに該当し、「目を覚ましなさい!」と横っ面を引っ叩かれてもおかしくない。
有給休暇は極力与えない&取らせない 休暇に関しては大変シビアだ。3,000人の労働者を対象にした連合のアンケ-トによると…… 年次有給休暇取得日数が「0日(付与されていない)」で27.8%、「10日~14日」で19.7%、「20日~24日」では21.0%となり、平均日数(0日含む)13.5日(2014年連合調べ)とある。なんと日本では1年間一度も有給休暇が取れない会社が三割近くもあるというのだ。 これも諸外国では理解されがたい話である。平均13.5日というのも、月に1日程度と考えると少なく思える。いかに日本の労働環境が劣悪なのかを物語る結果であり、じつに嘆かわしい。 パワハラや性差別が常態化 もうこの辺りにくると、ダメな会社というよりは“ブラック企業”と言ったほうがよい。統計によれば、パワハラ・セクハラ被害者は女性が圧倒的に多い。自治体で働く女性のうち約7割が「婚姻や出産や年齢により、『女の子』『おくさん』『おばさん』『おかあさん』などと呼び方を変えられたという(独立行政法人 労働政策研究・研修機構調べ)。 それどころか、「何だ、その太い足は」「デブはクビだ」「お前がスカートなんて信じられない」などと罵倒されるケースもあるという。こういったことが横行している企業は、存在価値が疑われるだろう。 本人の同意なしに姓ではなく名前で呼んだり、容姿についてとやかく言うことで精神的苦痛を与える行為は『ジェンダー・ハラスメント』と呼ばれ、場合によれば訴訟に発展する。このことは誰もが覚えておく必要がある。 ともあれ”昭和の悪しき因習”を引きずる企業はこの日本に不要であり、諸外国との格差を考えても、早急に是正すべきだろう。 これからは若い世代が委縮せず、年長世代へドンドン物申す時代が、もう来ているのかも知れず、逆にそれが出来るようになれば、日本の企業風土は”もっと風通しがよくなるはず”である。