おデブは妊娠しにくいってホント? (2/2ページ)
ちなみにここで言うおデブとは、体重を身長の二乗で割った「BMI値」が25以上の人を指します。中でも30以上は、レッドカード。不妊治療のために病院へ行くと、「30以上は診ません」「まずはダイエットをしてきてください」と言われるところもあるくらいです。ちなみに、BMI値が18以下の人は「痩せすぎ」と判断されます。なお、BMI値が22に近いほど妊娠しやすいと言われています。
また、おデブの弊害は妊娠のしにくさだけではありません。妊娠してからも「妊娠高血圧症」や「妊娠糖尿病」、「静脈瘤」といった合併症のリスクが高く、出産の際には産道が脂肪に圧迫されて狭くなっていることも。そうなると、赤ちゃんはお肉をかきわけて出てこなくてはならなくなるので、難産になりやすいのです。
さらに、「むしろ冷えないからいいんじゃないか」というコメントがありますが、脂肪はあたたまりにくく冷えにくい性質があるため、体が一度冷えてしまうと、ずっと冷えたままなのです。体が冷えれば、子宮が収縮しやすくなりおなかも張りやすくなってしまうので、やはり太りすぎは百害あって一利なしです。
とはいえ、妊娠したいからといって急なダイエットをするのは体への負担が大きいですし、心も体も余裕がないと、排卵は止まってしまいます。ですから、今のうちから、少しずつ体重を標準範囲にもっていきましょう。
(監修:尾西芳子、取材・文:ヨダヒロコ、撮影:masaco)
※次回の更新は1月7日(土)です。お楽しみに!