【プロ野球】《元旦・初夢予想!?》2017年、阪神優勝!? そんな初夢を正夢にするシミュレーション! (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■攻撃陣は若手の成長に期待

 攻撃陣に目を向けると、2005年は1番打者の赤星憲広が走りまくり、2番の鳥谷敬が送りバントをすることなく、クリーンアップのシーツ、金本、今岡誠につなぐ布陣だった。

 これは今季の阪神が理想とする「攻撃的2番」を敷く布陣に近い。1番は糸井嘉男が加入したことにより、赤星より盗塁数は少し劣っても長打が期待できる。

 また、147打点を稼ぎ出した5番・今岡のところに福留孝介が入れば、勝負強さでは、少なからずカバーできるだろう。

 問題は、4番・金本の役割を誰が果たすか。4番候補の新外国人・キャンベルには、さすがに荷が重いだろう。となると、現段階では役者がみつからない。金本1人分の貢献度を、成長著しい高山俊、北條史也、原口文仁が補うことになりそうだ。

 幸い、昨季ブレイクしたこの3選手は若い。2005年の阪神では、将来を期待される若手のレギュラーは鳥谷と、あえて挙げるなら藤本敦士くらいだった。

 年齢で見れば、今季以降は若手への期待がさらに高まる。

■「未知数」が夢を抱かせる

 最後に守りについて触れてみよう。2005年は扇の要を担った捕手・矢野輝弘(現・燿大)の存在が非常に大きかった。

 矢野に代わる捕手は一朝一夕では育成できないし、現状でも登場していない。

 今季は、原口が正捕手になれば攻撃面では理想的だが、岡崎太一、坂本誠志郎、梅野隆太郎が適材適所で原口に欠ける守りの部分を補う体制になろう。

 総合的にみて、今季の阪神にはまだまだ未知数なところが多い。ただ、この未知数な部分は言い換えれば、夢を抱かせてくれるところだとも言える。

 結果的に、今季の主役の座を福留、糸井、鳥谷などのベテラン選手だけではなく、若手が次々と高いレベルで競い合うことでつかむことができれば……。

 「阪神優勝」の初夢が正夢になる。そんな気がする。

まろ麻呂
企業コンサルタントに携わった経験を活かし、子どものころから愛してやまない野球を、鋭い視点と深い洞察力で見つめる。「野球をよりわかりやすく、より面白く観るには!」をモットーに、日々書き綴っている。
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