有吉弘行ほか、内村光良が「再生させた」芸人が多すぎる! (2/2ページ)
純粋なコント番組を作りたくて内村が始めた番組『笑う犬』シリーズ(フジテレビ系)では、強烈な個性があったもののレギュラー番組には恵まれていなかった、ネプチューンの名倉潤(48)、原田泰造(46)、堀内健(47)を起用。プロレスラー兄弟にふんした“テリー(堀内)とドリー(原田)”、「俺、タイ人じゃないっすよ」が口癖の“ヘバダ(名倉)”など、個性的なキャラのコントを演じてブレイクしていった。シリーズは『笑う犬の生活』から『〜の冒険』『〜の発見』『〜の情熱』『〜の太陽』とタイトルを変えながら続いた。
内村が毎週独自の手法とコンセプトで企画をプロデュースするバラエティ番組『内村プロデュース』(テレビ朝日系)では、猿岩石としてヒッチハイク企画で大ブレイクしたものの、その数年後には月収ゼロに転落した有吉弘行(42)を起用。有吉は各企画でやたら裸にされたり、内村の傍若無人な扱いに翻弄されていた。しかし大喜利ではダジャレを得意として、共演のさまぁ〜ずより高得点を挙げるほどだった。それは、のちに「毒舌王」の異名を得るまでの大きなステップとなっていて、自著でも「今、僕が芸人を続けられているのは、『内P』のおかげです」とつづっている。
この他にも、キャイ〜ン、よゐこ、バナナマン、土田晃之(42)、TKO、ビビる大木(42)、TIM、我が家、はんにゃ、ロッチ、狩野英孝(34)、しずる、ジャルジャル、フルーツポンチ、柳原可奈子(20)など、多くの芸人が内村によって見いだされている。それは「旬だから」といった理由で起用するのではなく、じっくり芸人に光を当て、その内面からにじみ出る面白さを引き出していく、厳しくも優しい、芸人としての目があるからなのだろう。