「Q:キスをするのが苦手です。彼のことは好きなのに、いつも拒絶してしまう私は変でしょうか?(28歳女性・商社事務)」(ラブホの上野さん) (3/4ページ)
逆にエッチを彼女のためにしなくなったのならば、最低だと後ろ指を指されるのは女性側でしょう。エッチをしたい男性が「エッチが苦手な女性」と付き合い、エッチが出来ないことを理由に別れたのであれば私は何一つ批判する気になりません。非常に賢明な判断をした立派な男だとすら思います。
キスもしないで、なおかつ別れるのも嫌。というのは相手の男性が「キスをしたい男性」であるのであれば我儘以外の何物でも御座いません。とは言え、ご質問者様がそこまで我儘な方というわけでもないでしょう。おそらくはご質問者様が知りたかったのは「キスが苦手ではなくなる」方法、もしくは「キスなしで上手に付き合う」方法。
ところで、こういう質問があると必ず「本当に好きな人なら、嫌じゃなくなる」という意見が御座いますが、この意見は間違っているとは言えないものの、お悩み相談であれば決して使ってはいけない回答だと私は思っています。
何故ならばそんな極論では誰も救われないから。
仮にこの理屈が真実ならば、今のご質問者様は「本当に好きな相手」ではない人と付き合っているということになってしまうでしょう。それはそれで失礼な話ですし、逆に言えばキスが出来る相手がすべからく「本当に好きな相手」という理屈もおかしいです。
また「本当に好きな相手」以外であれば、すぐさま別れるべきだ。なんていう理屈も御座いますが、私は少なくともこの理屈だけは絶対に間違っていると思います。
この理屈は「本当に働きたい企業」以外であれば、就職すべきではない、と言っているようなものでしょう。
そんなことをしたら、この世界の労働者の99%は会社を辞めてしまいます。
そこそこで妥協してそこそこに生きるということを放棄して、みんなが自分の理想に生きたら、人類がどうなるかというのは語るまでもありません。
もっとも人類が滅亡する前に、理想を追い求めて、結局何も手に出来ないまま死んでいく人間で溢れかえるでしょう。そもそも私を含め、この世界のほとんどの人は「自分がやりたいこと」なんて分かってはいないのですから。
さて、本題に戻りましょう。