天才テリー伊藤対談「藤吉久美子」(4)「たまたま」でもすごい人生だよね (2/2ページ)
藤吉 ですから今は、「もう、あなたはいりません」って言われるまで頑張るつもりです。その時には、いつでも普通の女に戻る心の準備はできていますけど(笑)。
テリー またまた、そんなこと言って。最近はライブを開催したり、活動の幅もどんどん広がっているじゃないですか。
藤吉 実は私、ダンサーより前は歌手になりたかったんですよ、ピンク・レディー世代ですから(笑)。オペラは趣味でもう10年以上やっているんですけど、一昨年ぐらいからライブハウスで歌うようになったんです。
テリー へえ、どんな歌ですか?
藤吉 お客さんと一緒に歌えるといいなと思ったので、ユーミンとか中島みゆきとか、私が若い頃にはやっていた曲を中心に歌っています。ステージから見ると、客席にいる皆さんの口が歌と一緒に動いてるのがわかるので、うれしいですね。
テリー 同世代だと、特に盛り上がるよね。
藤吉 来年1月にまたライブをやるんですけど、その時は趣向を変えて男性ボーカルの曲を歌おうと思っているんです。あらためて歌詞を読んでみると昭和歌謡の世界ってすごいですね。
テリー 確かに、あの頃の歌って、男と女のちょっとしたドラマを描いているみたいだもんね。
藤吉 まさにそうです。3分のお芝居で起承転結のある物語を描くのは難しいけど、私は歌うことでそれを“演じてみたい”んです。そういう挑戦を、このライブでできたらいいな、と思っています。
テリー これだけの意欲があるなら、しばらく藤吉さんのやめ時は来そうもないな(笑)。
◆テリーからひと言
明るくて頭がよくて、話の端々に育ちのよさを感じる女優さんだね。太川さんが好きになるのもよくわかる! 初めて太川さんをうらやましいと思いました。末永くお幸せに!