天才テリー伊藤対談「三遊亭好楽」(1)「笑点」と芸歴が共に50周年です! (2/2ページ)
テリー あ、そんなものなんですか?
好楽 年寄りが多いから、40代が1人ぐらい増えたって大して変わらないんですよ。あたしだって、もう70歳ですからね。
テリー えー! 師匠、全然そんな年齢に見えませんよ。でも、平均年齢60歳を超えた人たちが集まっている番組が高視聴率を取ってるというのが、またおもしろいですよね。
好楽 ねェ、そんな番組ないですよ。
テリー 僕、「笑点」の空気感は、「男はつらいよ」のそれに似てると思うんですよ。
好楽 あァ、なるほど。
テリー 寅さんがいなくなったあと、そういう空気感を持っているのは「サザエさん」と「笑点」ぐらいしかない。視聴者は、下町や人情噺の匂いのするものが好きだし、きっとホッとするんですよね。
好楽 そうなんですよ。あたしらは、どこにでもあるような、日常茶飯事のことをやってるだけですから。
テリー でも、そのやり取りがまた、うまい具合にキャラクター分けされているのが実にわかりやすい。そのあたりも、人気の理由ですよね。師匠は、「笑点」に出始めてからもう何年くらいですか?
好楽 あたしがレギュラーになったのが昭和54年(79年)、33歳の時です。途中4年ほど抜けましたけど、なんだかんだでもう38年目に入りますね。
テリー 1つの歴史と言ってもいいくらいの長さですねェ。
好楽 「笑点」は、あたしが林家正蔵師匠のところに入門した昭和41年(66年)4月の1カ月後にスタートしているんですよ。だから今年は「笑点」50周年、そしてあたしの芸歴も50年。
テリー それはそれは、おめでとうございます!
好楽 ありがとうございます。「笑点」は一視聴者として先輩方の活躍を観ていたものですか、まさか自分がそのメンバーになるなんてね‥‥実に不思議な気分ですよ。