DJあおいが教える! 「愛情表現が豊かな男」の育て方 (2/2ページ)
日本の男性の多くは愛情表現が苦手な生き物です。それは素直に愛情表現することが「恥」だと思っているから。幼少期から「男は強く雄々しく生きるべし」という日本の悪習のような概念の元で育てられてきたケースが多いので、両親に素直に甘えることや愛情表現をすることは恥だと刷り込まれているわけです。
これはある意味トラウマのようなものでして、甘えたいのに甘えられない、愛情表現をしたいのにできない、という葛藤を生み出してしまうものとなり、反動形成が生じて好きなのに冷たくしたり、甘えたいのに突き放してみたり、気持ちとは裏腹なめんどくさい表現しかできなくなってしまうわけです。
挙げ句の果てには「男は背中で語るもの」とか、訳のわからない表現方法をとったりするので、女性は混乱しか生まれませんよね。背中で念力を送られてもそんなものキャッチできないし、言いたいことは素直に表現してくれなきゃ何ひとつ伝わらないのが世の常なんですよ。ですので、甘えることを禁じられて育った男性は、結局は他人に察してもらわないとダメな“甘ったれた男”になってしまうというわけです。
■トレーニング:恋人ではなく、母親として愛せ!さて、そんな男性を素直にさせるためには「素直に表現することは恥ずかしいことだ」というトラウマを払拭する必要があります。このトラウマを払拭できるのは“母性”です。彼らは「素直に甘えていいんだよ」という母親の愛情を潜在的に渇望しているものでして、簡単に言えば恋愛よりも母性愛を欲しているわけですね。歪んだマザコンのようなものだと思ってください。その母性愛で満たされたときに、トラウマから解放されて素直になれるものなのです。そのため、しばらくの間は恋人としてではなく、母親代わりとして愛してあげてください。
我が子を育てるように慈愛を捧げること、女性が主導権を握り姉さん女房的な役割で半ば強制的に甘えさせてあげること、「甘えることは恥じゃないんだよ」ということを何度も何度も体現させてあげること。なかなかのハードワークですが、素直にさせるためにはほかに方法はありません。
素直になることで大人になり、素直になることで初めて自立できるのです。大人はみんな素直に愛情表現ができるものなんですよ。
(文:DJあおい、イラスト:つぼゆり)
※次回は「頼りがいのある男」に育てるお知恵を授けます。