アメリカ人の間で北朝鮮の「脅威感」が高まっている (2/2ページ)
もしかしたら、要人のこうした姿勢と発言が世論と共鳴し、北朝鮮の脅威度に対する認識をいっそう高めている部分もあるのかもしれないが、そうであればなお、ポピュリズム的な性格の強い次期政権が、北朝鮮に対して強硬に出る可能性は高いと言えるのではないだろうか。
そもそも、オバマ政権下においても、北朝鮮に対する強硬論は相当に高まっており、状況しだいでの軍事オプションの発動を予感させる動きも出ていた。
次期政権は北朝鮮との対話も模索するかもしれないが、軍事面での動きが、オバマ政権より後退することは考えにくい。
金正恩党委員長は昨年の秋以降、韓国政治の混乱とアメリカ大統領選挙を様子見するように、核実験やミサイル発射などのペースをゆるめてきた。しかしそろそろ、トランプ次期政権の発足に合わせ、再び動きを活発化させるかもしれない。