【プロ野球】珠玉の一撃で「ON」の記録を超えろ! 今シーズンは松井稼頭央(楽天)の復活劇に期待!! (2/2ページ)
■いまだ衰えをみせないスピードボールへの対応力
今季、右膝と腰の具合が良好なら、当代随一のスイッチヒッターはふたたび輝くはず。筆者が復活を予感する要因には、スピードボールへの素晴らしい対応力がある。
一般に、剛速球に差し込まれての打ち損じが増えると、ファンもベテランの衰えを認めざるをえない。しかし、松井稼は不調の昨季でも、印象に残るスピードボール撃ちを披露した。
たとえば、内竜也(ロッテ)の147キロへの対応。本拠地・Koboスタ宮城の左翼・Eウィングに運ぶ一閃で応じた。菊池雄星(西武)が繰り出す外角156キロには、逆らわない鋭いスイングで右中間後方へ弾き返す珠玉の二塁打。痛烈なセンター返しに仕留めたのは、塚原頌平(オリックス)の145キロ、スタンリッジ(ロッテ)の147キロだった。
■数々の記録更新が待ち受けるシーズンに
プロ24年目の今季も、ファン待望の記録更新のシーズンになりそうだ。安打数は日米通算2683本。王貞治氏(元巨人)の2786本まで103本とする。残り1本に王手をかけているのが、NPB100人目の通算200本塁打だ。
松井稼の看板ともいえる通算二塁打数は、川上哲治氏(元巨人)と並ぶNPB歴代10位タイの408本。9位・榎本喜八氏(元毎日ほか)の409本、8位・長嶋茂雄氏(元巨人)の418本、7位氏・張本勲氏(元東映ほか)の420本を視野にとらえている。
通算177回の猛打賞は歴代6位。5位・福本豊氏(元阪急)の178回まで残り1、4位・野村克也氏(元南海ほか)の180回まで残り3だ。
今季の復活劇を見守り、快記録達成の瞬間を楽しみに待ちたい。
- 柴川友次
- 楽天に関するありとあらゆるデータの収集を標榜する、鷲ファンきってのデータマン&野球ブロガー。各種記録や指標等でイーグルスの魅力・特徴を定点観測する有料メルマガは、まぐまぐスポーツ・アウトドア有料版ランキングでTOP10入りする支持を集めている。