森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 副業はサラリーマンを幸せにするか (2/2ページ)

週刊実話


 副業を始めたとき、先輩のライターから、仕事を継続するために絶対に守らないといけない掟を教えてもらった。それが、「親が死んでも締め切り厳守」だった。書く側の人間としては、自分の納得のいくところまで完成度を高めたい。しかし、いくら完成度が高くても、締め切りに間に合わなかったら何の意味もない。だから、締め切りに間に合わせようと思ったら、当然無理がかかるし、徹夜になることもある。
 それでも私が書く仕事を続けてこられたのは、書くことが好きだからだ。嫌いだったら、とても続けられなかっただろう。

 長時間労働が人間を過労自殺にまで追い込むのは、自由度のない仕事を強いられた時だ。だから、本当に副業を推進しようと思うなら、好きな副業を選べる仕掛けを作ることなのだが、政府はそれが分かっているのだろうか。
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