聖なるカトリック教会と現代アートを同時に楽しめる場所、スペイン・マドリッドの「アルムデーナ大聖堂」 (2/5ページ)
そして、ようやく新ロマネスク様式の地下聖堂が出来上がり、1911年にはじめて礼拝が行われました。
しかしながら大聖堂の建設はこれで終わりではありません。
引き続き、地下聖堂の上部の建設が進められていきます。
しかしながら、不安定な政治、不況、そしてスペインの内戦勃発(1936-1939)などで、工事は大聖堂建設の途中にもかかわらず、完全にストップすることになるのです。
そんな状況を変えようと、第二次世界大戦後の1950年に大聖堂を完成のためのコンクールが開催されます。
そしてそのコンクールで二人の建築家フランシスコ・チュエカ・ゴイティアとカルロス・シドロが選ばれ、大聖堂の建築が再開されることになります。

しかし、1965年、財政不足のため、再び建築が続けられなくなってしまいます。
その後約20年間放置された大聖堂は、1984年にマドリッドの市役所、スペイン政府、一般資産家の援助を得て、ふたたび大聖堂の工事を再開することになります。
そしてついに1993年6月15日、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ二世のもと、アルムデーナ大聖堂が完成する事になります。