【プロ野球】《ソフトバンクV奪回への道! 2017年の傾向と対策》~楽天編~ 細川亨の脅威を防げるか!? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■細川亨がソフトバンク打線を丸裸に!?

 今オフ、ソフトバンクはチームの若返りのため細川を戦力構想から外し、コーチ就任を要請した。しかし、細川はその要請を断り、現役にこだわった。

 細川が西武からソフトバンクにFA移籍したのは、2011年のことだった。2010年、ソフトバンクは10勝14敗と西武に負け越していたが、細川が加入した2011年は15勝5敗と大きく勝ち越し、日本一に輝いた。

 細川がマスクを被った効果はそれだけではなく、2006年から2010年の5年間で3度シーズン負け越しを喫していた西武に対し、細川加入後は昨季まで6年連続でシーズン勝ち越し。

 南海、ダイエー時代からずっと負け続けていた西武への苦手意識がなくなったのは、細川のおかげともいえる。

 その細川が楽天に移籍する。ソフトバンクの選手の特徴を知り尽くしている細川が敵にまわるのは、脅威以外の何物でもない。

 今季、ソフトバンクと楽天の最初の対戦は、開幕2カード目にKoboパーク宮城で組まれている。そのとき、先発マスクは細川か? 侍ジャパンメンバーでもある嶋基宏か? 梨田昌孝監督の采配も気になるところだ。

溝手孝司(みぞて・たかし)
札幌在住。広告代理業を営みながら、ライター、イベントなどスポーツ関連の仕事もこなす。生まれも育ちも北海道ながら、ホークスファン歴約40年。
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