実はそんなに大変じゃない! 引っ越しの際に住民票を移す方法とは

春は引っ越しのシーズン。みなさんの中にも、大学進学や就職で引っ越しをする予定の人も多いでしょう。こうした引っ越しをする際に必要となるのが、役所への転出届や転入届の提出を伴う住民票の移動です。役所での手続きと聞いて「面倒くさそう」と思う人もいるかもしれませんが、実は住民票を移すのは意外とカンタンだったりするのです。
■住民票の移動をしないと罰金!?
たまに引っ越しをしても住民票を移さない人がいますが、実は住民基本台帳法第22条で「転入をした日から14日以内に住民票の移動手続きをしないといけない」と定められています。これを怠ると最大で5万円の罰則を受ける可能性があるので、面倒でも住民票の移動は義務なのです。
さて、引っ越しをする人の義務である住民票の移動。そのプロセスを1からご説明します。
●住民票を移す方法STEP1 「転出届」を出す
まずは引っ越しする日の2週間前から当日までの間に、自分が住んでいる地域の役所に「転出届」を出しましょう。このとき本人または世帯主申請の場合は、
・届出人の本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証など)
・届出人の認印
が必要です。また、役所の窓口に行けない場合は郵便で届け出することも可能です。この場合は、
・転出届
・届出人の本人確認書類の写し
・返信用の封筒(名前および住所を記入し、切手が貼られたもの)
が必要です。郵便の場合は手続き完了までに日数が必要なので、早めに手続きをしましょう。どうしても自分で行けない場合は代理人による届け出ができます。この場合は委任状が必要となります。
転出届を提出したら、「あなたは確かに転出しましたよ」という転出証明書が渡されます。転入の際に必要となるので、必ず受け取りましょう。郵便で転出届を出した場合に返信用の封筒が必要なのは、この転出証明書を送ってもらうからです。
●住民票を移す方法STEP2 「転入届」を出す
転出届を出した後に引っ越しが終わったら、今度はその日から14日以内に引っ越し先の役所に転入届を出す必要があります。転入届を出す際には、以下のものが必要です。
・届出人の本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証など)
・届出人の認印
・転出証明書
・マイナンバーカード
これらの他に、本人以外が届け出をする場合は転出時と同様に委任状が必要となります。一つ注意したいのが、転出届と異なり郵送での手続きはできないこと。必ず窓口に行く必要があります。
以上の2STEPで住民票を移すことは完了です。面倒なイメージがありますが、実際に自分が行うとしてもそこまで難しいことはありません。転出届を郵送で行えば、転出の際に窓口に行く手間をスキップできます。また、どうしても行けないという場合は、委任状を書いて家族に任せてみるのもいいでしょう。家族に面倒を掛けることになりますが、これが一番楽な方法かもしれません。
ちなみに「転出届」の他に「転居届」というものがありますが、これは「同じ市区町村内で住所が変わる場合」に提出する必要があるものです。間違えないように注意ですね。
引越しの際に住民票を移す方法をご紹介しましたがいかがでしたか? 引越しには欠かせない住民票の手続き。大変かと思うかもしれませんが、やってみると意外に簡単なものです。今後引越しを予定されている方は、手順と必要なものをしっかりチェックしてスムーズに住民票を移せるようにしましょう。
(中田ボンベ@dcp)