詐欺や離婚だけじゃなかった?江角マキコの壮絶すぎる”トラブル人生” (2/2ページ)
■離婚、有害指定図書に年金未納まで
思えば、トラブルが頻発した芸能生活だった。
「96年に写真家の桐島ローランド(48)と結婚するも9か月で離婚。99年に『an・an』(マガジンハウス)でヌードを披露するも、山形県から『青少年の性的感情を刺激する』として有害図書指定された過去もあります」(芸能記者)
極め付けは2004年の年金騒動。社会保険庁(当時)の国民年金保険料徴収アップを狙ったイメージキャラを務めるも、江角自身が17年間も保険料未払いだったことが明るみとなった。
「03年にフジテレビプロデューサーと結婚して1男1女に恵まれました。しかし平穏な日々は続かず、ママ友の愚痴をブログにつづるなど過激な行動に。週刊誌で関係者から『いちばん上に立って先導できないと我慢ならないタイプみたいで、周囲との軋轢を生みやすい』と反論される始末です。こうした校内トラブルが、“バカ息子”騒動に至ったとみられます」(前同)
引退ついて、「子供達のために今、私にしかできないことを選択し専念する時期だと考えました」と記した江角。しかし、子供の通学先でのトラブルで“バカ息子”騒動を繰り広げ、果てには不倫騒動まで報じられた。これで引退の理由が子供とは、皮肉にしか聞こえない。
- 文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
- ※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。