プラズマ絆創膏登場!その治療の仕組みとは? (2/2ページ)
ちなみにこの絆創膏は、長時間貼っておく必要がない。一日に約1分間ほど貼ればそれでよく、傷の治癒まで毎日繰り返す実験が行われている。
■ 今後の課題がクリアされれば・・・
しかし、プラズマを生じさせて傷口に貼っておけばそれでオーケー、とそう簡単にはいかないという。傷口に対して安全か否かは、当然ながら常に問われる課題である。放電量はどのくらいか、そしてどのくらいプラズマが働くのか、癒す部分で最も重要な位置をこの絆創膏が正確に察知することに関しては研究の余地が残されている。
この絆創膏は、衛生面で一回限りの使用に適するよう開発されており、何らかの傷を持つ人たち約20人ほどが大学病院で実験に参加している。現段階で最も注視されているのは、副作用のあるなしだが、治療に差し障るような副作用はこれまで報告されていないそうだ。
2つの根拠に基づいた斬新なアイデアが世界で認められ、昨年には「未来の医療器具」として賞を受賞したこの絆創膏が、実際にいつ使用されるようになるのかは未定だが、科学が人びとの傷を癒す好例として医療現場で活用されるよう願ってやまない。
【参考】
※ Plasmapleister geneest wond – De Ingenieur