インフルエンザの院内感染リスクとは? 病院へ行く際の注意点と予防対策
1月、2月は
インフルエンザや風邪の流行時期なので、病院を受診する方も多いのではないでしょうか。
そこで気をつけなければいけないのが、病院での院内感染。病院に行った際にはどのような点に注意をすればよいのでしょうか。
今回は病院でインフルエンザに感染するケース、行うべき予防対策、自身がインフルエンザの場合に注意する点を医師に解説していただきました。
病院でインフルエンザに感染することはある?

インフルエンザの流行時期などに病院を受診することで、新たにインフルエンザウイルスに感染、発症してしまうというリスクは十分にあると考えられます。
病院内で感染リスクがある場所

インフルエンザに罹患している患者さんと同室になった場合などに、くしゃみや咳によって、飛沫感染を起こしてしまうことがあります。
また、ドアノブや座っているソファ、病院の筆記具などに付着したウイルスに触れた手で、そのまま物を食べたりして体内に入ることでも起こりえます。
病室
入院している場合などは当然、待合室と同様の飛沫感染、接触感染などが起こり得るほか、さらに滞在時間も長く、接触の機会が増えるので感染もしやすくなると考えられます。
トイレや電話のブースなど
不特定多数の人が使う場所でも、飛沫感染や接触感染を起こすことがあります。 病院に行った際にすべき予防対策

受診時はできるだけ、マスクを着用しましょう。
特に自身が感染している場合は飛沫感染を防ぐよう、不織布のものを選んでマスクをしっかり密着させ、できるだけ隙間のないようにつけるようにしてください。
病院から帰宅した際にすべき予防対策

帰宅したら、まず手洗いなどの除菌を行うことが大切です。
また、受診前後はしっかり休息を取り、食事も栄養バランスの良いものを摂り、免疫力を落とさないようにしましょう。
自分がインフルエンザの場合に病院で気をつけること

■ マスクをしっかり着用し、飛沫が飛び散らないように注意する
■ 咳を抑えたりして分泌物のついた手であちこち触らないように気を付ける
■ インフルエンザに感染している、あるいはその疑いがあることを前もって医療機関に伝えたうえで受診する 病院側で行っている院内感染対策

◎ 流行期前の予防接種の促進
◎ 地域のインフルエンザ流行状況などの把握
◎ 病室でインフルエンザを発症した患者さんは別室に移して隔離
◎ 治療時のマスク・医療用ガウン・手袋などの着用の徹底
◎ 外来で一定以上の熱があったり、インフルエンザ感染の徴候がある患者さんは別室で待機措置を取る
◎ 他の患者さんと接触を避けるために、受診の時間など重ならないように配慮 最後に医師から一言

インフルエンザは、手洗いの徹底や、予防接種や生活習慣を規則正しくし、食事内容に気を付けて免疫力を落とさないことも非常に有効な予防法といえます。
(監修:Doctors Me 医師)