何気なくアップした写真から、その人の指紋が漏洩してしまうことが判明! (2/2ページ)
デスクがOKサインを出さないのだ。もちろんこれは、プライバシーの問題からである。
もっとも、そのサポータークラブの了承を取れば別かもしれないが、これが「朝の通勤電車に乗る人々」とか「渋谷のスクランブル交差点を渡る人々」といったものはなおさら掲載が難しい。その中で誰かの掌が何かしらの形で写り込んでしまった場合、冒頭に挙げた問題が発生してしまう。
カメラの高性能化やネットワークの充実があるからこそ我々は仕事を得ているのだが、同時にそれは「諸刃の剣」となりつつある。
■ 1枚の写真から漏れる個人情報
またこれは強調しておかなければならないが、何かしらの被写体を写真に取ってSNSやブログにアップする以上は「完全匿名」は絶対に成立しない。
背景の様子からその場所の具体的な位置は、簡単に察知されてしまう。たとえ室内でも「その部屋にあるもの」から配信者の身元が判明する場合も少なくない。
今や世界中の誰しもが画像配信者になれる以上、「危害が赤の他人に及ぶかもしれない」という心構えが必要になる。テレビ番組を見ても、出演者ではない通りすがりの一般市民の顔にモザイクを当てるということが多くなっている。
2017年は、こうした「情報漏洩問題」が各所で議論される年になるだろう。
【参考】
※ 「ピースサインは危険!!」 3メートル離れて撮影でも読み取り可能 − 産経ニュース