甘いものを食っちゃ寝... それって単なるグータラじゃないかも 冬にひそむ危険な病気
寒い日が続く冬本番、なかなか布団から出られませんよね。
でも、それだけではなく「甘いものを食べ過ぎてはまた寝てしまう」という症状が出ていたら要注意。単なるグータラではなく、病気かもしれません。
パンやスイーツが無性に食べたい深刻な病気とは、「冬季うつ」。
冬の間だけ「うつ」のような状態になってしまい、春になると回復するという季節との関わりが深いうつ病の1種です。
朝起きるのがつらくなり、日中にも眠気を感じることが多くなったり、パンや甘いお菓子など高炭水化物の食品が食べたくてたまらなくなったりします。ホルモンバランスの影響で、年齢を問わず女性に多いそう。
メンタルヘルスへのアドバイスなどを掲載しているイギリスの王立精神科医学会(Royal College of Psychiatrists)のホームページでは、
・気分が落ち込む(午前中のほうが症状が強い) ・気力がなくなる ・物事を楽しめない ・イライラする ・人と会いたくない
などの症状が挙げられるとしています。
寒くて部屋にこもっていると、こういう気分になることはありがちですが、まさか「うつ」の1種だとは思いませんよね。記者も仕事をしていなかった時期はこういう過ごし方をしていましたが、実は危険だったのかも...。
「冬季うつ」を紹介した「スッキリ」(日テレ系・2015年12月11日放送)に出演したながうしクリニック精神科医の長牛院長は、冬季うつの危険性を2つ挙げていました。それは「甘いものを食べて寝る」を繰り返すことによる肥満の恐れと、予防や改善を怠ることでうつ症状の慢性化です。
肥満はもちろん、慢性化は怖いですね。予防・改善を怠ると春が来てもうつ状態が治らないという可能性もあるそうです。毎年症状を繰り返すと、一般的には悪化すると言われています。毎年冬になると気分が落ち込んでしまうという人は、気をつけた方がよさそうです。
こう聞くと、ゾッとしてしまいますが、何か対策はあるのでしょうか?
一番簡単な対策はコレ「冬季うつ」の1番の原因は太陽の光を浴びないことだと言われています。
冬は日照時間が減り、幸せホルモンとも言われる「セロトニン」の分泌が減ってしまいます。その結果、うつ病になりやすくなるというわけです。
なので、最も簡単な対策は、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を取り込むこと。30分以上日光浴するのが理想です。日光を浴びることによって脳内でセロトニンが生成され、活動的になれます。
軽い運動をするのももちろん効果的。これも日光を浴びられるよう屋外でやるのがべストなので、ウォーキングやジョギングが最適です。
また、精神的につらくなってしまったら、家族や友人に相談したり、「春はもうすぐ」と楽しいことを考えたりするというのも1つの手です。
「よくあること」と放っておくと、より深刻な症状に繋がってしまうかもしれません。早めに自分の変化に気づいて、予防&改善策を取りましょう。