プレオブラジェニエ「主の変容」修道院の謎めいた文字が刻まれた骸骨(ブルガリア)
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非常に不気味だが、死者が居並ぶ陰鬱な霊廟やカタコンベには妙に心惹かれるものがある。その代表例のひとつがブルガリア中北部ヴェリコ・タルノヴォ近くにあるプレオブラジェニエ修道院だ。ここには、遥か昔に死んだ修道士たちの頭蓋骨が長いこと放置されていて、礼拝堂の地下で埃をかぶっている。
礼拝堂の薄暗い地下室、埃だらけの木の棚にずらりと並べられた頭蓋骨の状態はさまざまで、比較的保存状態のいいものから、ほとんど崩れてしまっているものまでいろいろだ。それぞれに十字の印、日付、装飾的な碑文が刻み込まれている。
これらの写真は、2012年10月にスコットランド人urbex写真家のニコラ・ミラーが撮影した。urbexとは、urban explorationの略で、廃墟写真を集めたサイトのこと。
「主の変容」という意味のプレオブラジェニエ修道院は、サモヴォデネ村に近いヤントラ川のデルベント峡谷にあり、11世紀に建てられたブルガリア正教会の5つの直轄修道院のひとつと言われている。
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image credit:Nicola Miller
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もともとあった修道院の建物は、オスマントルコの支配期に略奪、破壊されてしまった。のちに再建され、現在の教会は1834年頃に完成した。それから数十年後に、鐘楼や住居用の建物が建設された。
1991年にまたしてもこの修道院を悲劇が襲った。上の崖から岩が崩れ落ちてきて、修道院の部屋をいくつか押しつぶしてしまった。怪我人は出なかったが、落下してきた大きな岩はふたつに割れ、今日までそのまま残っている。
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地下に並ぶ修道士の頭蓋骨がどれくらい前からそこにさらされていたのかはわからないが、かなり朽ち果てていることから、相当長い間放置されていたことがうかがえる。頭蓋骨に記された日付は、修道士たちが19世紀後半に死んだことを示しているようだ。
誰にもかえりみられることなく打ち捨てられた棺もいくつかある。フタが少し開いているということは、少なくとも誰かが中に長いこと眠る死者の顔を垣間見て、大いに動揺したことだろう。
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via:The Mysterious Inscribed Skulls of Preobrazhenski Monastery, Bulgaria/ translated konohazuku / edited by parumo
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