「テニスに引き分けがあるなら、僕は喜んでラファと勝利を分け合う」とフェデラー [全豪オープン] (2/2ページ)
ナダルは全豪で2009年以来2度目のタイトル、そして2014年全仏以来15度目のグランドスラム・タイトルを狙っていたが叶わなかった。ちなみに2009年の全豪決勝の相手はフェデラーで、7-5 3-6 7-6(3) 3-6 6-2で破っていた。
表彰式でのふたりはお互いへの敬意にあふれていた。
「ロジャー、おめでとう」と言ってスピーチを始めたナダルは、「素晴らしい1ヵ月、素晴らしい試合だった」と続け、最初は暗い表情をしていたものの、しばらく話していくうちに、清々しい笑顔を浮かべた。
「今日はたぶん彼のほうが、僕よりも勝利に値した」とナダルはフェデラーを称えた。そして、「僕もハイレベルに戻ってきた。だからこれからいいシーズンを送れるようにトライし続け、またここに戻ってきて、今度はあの優勝杯を獲得したい」と、そのあとフェデラーが受け取る予定の優勝杯を指しながら言った。
一方、フェデラーは「昨年、彼(ナダル)のアカデミーを尋ねたとき、まさか僕らが今、ここに立つことになるなんて想像もしていなかった」と話し、「テニスは厳しいスポーツで引き分けというものがない。しかし、もしも引き分けがあるなら、僕は今日喜んでラファと勝利を分け合うだろう」と続けた。
フェデラーはまた「テニスはラファを必要としている」と話し、ナダルの復帰を支えたナダルのチームにも賛辞を送った。それを聞いていたナダルのチームがスクリーンに映し出されると、みなうれしそうに笑顔で返していた。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)