秋津壽男“どっち?”の健康学「ダイエットに効果的なウオーキングとは?食前と食後でリスクも痩身にも大きな差が」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 サラリーマンの方がダイエットを考えるなら、帰宅の際に「バスに乗らず歩く」「1駅手前で降りる」などのくふうをして、脂肪を燃焼させてから軽い夕食をとることです。

 食事後の運動も痩せるために役立たないわけではありません。

 特に夕食後は食事で摂取したカロリーの消費ができ、新たな脂肪がつくのを防ぐことができます。ただし、夜は副交感神経が優位になり、睡魔がやってくる時間帯でもあります。そんな時に運動をすると、再び交感神経が先立ち寝つきが悪くなります。

 規則正しい生活を壊さずにダイエットするなら、昼食前か夕食前の運動がベストなのです。

 もっとも、運動も楽しくなければ長続きしません。例えば帰宅前にウオーキングをするなら歩数を数えてみたり、変わりつつある街並みを眺める、街の写真を撮りながら歩く、日によってコースを変える。こんなくふうにより、楽しさを見いだしてください。1人で歩くのがつまらないなら、食前に夫婦や子供たちと一緒に話をしながら歩くのもいいでしょう。もちろん食後といえど、適度な運動は健康を保ってくれます。

 犬を飼っているなら散歩がてらのウオーキングで、人も犬も健康になれます。

■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。

「秋津壽男“どっち?”の健康学「ダイエットに効果的なウオーキングとは?食前と食後でリスクも痩身にも大きな差が」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 2/2号“どっち?”の健康学秋津壽男ジョギングウォーキングカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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