「私の家族たちは政治犯収容所に送られた」脱北外交官が語る苦しみ (2/2ページ)

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例えば、1993年に発覚した『フルンゼ軍事大学留学組』によるクーデター未遂や、1995年に起きた6軍団のクーデター未遂などの事件が起きた際には、数千人が一度に管理所に送られてきました」

北朝鮮の収容施設内での残忍な行いについてはつとに知られているが、強調したいのは、この問題が核・ミサイル問題とも無縁でないということだ。北朝鮮の人々とて、体制に対しては強い不満を持っている。しかし恐怖政治に抑えつけられ、自由に発言できないだけなのだ。

北朝鮮はすでに核武装を実現してしまった。そして国際社会は、それを速やかに除去するための決定的なカードを持っていない。時間が経つほどに、北朝鮮国内での変化を待たざるを得ない状況になってきているのだ。

北東アジアの安全保障にとって、北朝鮮の政治犯収容所の問題は、重大さを増すことはあっても減じることはないだろう。

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