男がとろけた「芸能界・魔性の女」を徹底追跡!(4)「畑中葉子・後から前から(1980年)」 (2/2ページ)
「たけしさんはシャイな方で、レコーディングは同じ室内でも離れた場所で行いました。台本があったのですが、スタートがかかるとたけしさんはアドリブでガンガンセリフを入れていました。さすがプロですよね、私はかなうわけないんですから。B面に収録した『左手で愛して』は、ずっと左利きの人の歌かと思っていたのですが、最近、当時のディレクターに聞いて初めて“右手は奥様、左手は彼女”という不倫を意味していたことを知りました」
「不倫経験はありません」という畑中だが、それでも官能的な歌詞が似合うのは、持ち前の男を惑わす色気ゆえにほかならない。
「テレサ・テンさんも不倫の歌を歌っていましたが、“耐える女の不倫”。一方、私は“攻める女の不倫”。テレサさんは押し倒されるほうで、私は押し倒すほうでしょうか」
歌同様、その色気は今も鮮度を保ったままだった。