相手の器の大きさを一発で見抜く、究極の質問 (2/3ページ)
たとえば、転職の最終面接でベンチャー企業の社長と話す機会に恵まれたなら、失礼にならないような聞き方で「ゴールは何ですか」と質問してみる。「とりあえず上場ですね」といった答えが返ってきたら、そこでさらに、上場の先に何を見ているのかを聞いてみることをおすすめします。
単に上場できればOKなのか、それとも「もっと大きなもの」を実現するための手段として「上場したい」と言っているのかを明らかにする。つまり、その人のなかにある「真のゴール」を把握し、その器の大きさを見定めようとすることが大切なのです。
ただ、相手が自分よりも上のレイヤーにいる場合、相手のエフィカシーがどれくらいなのかを理解することは難しい。
――ということは、自分自身のエフィカシーを高めないかぎり、エフィカシーの高い人とつながることはできないということでしょうか。久野:その通りです。では、どうすれば自分のエフィカシーを高められるかといえば、これまで知らず知らずのうちに縛られていた、いくつかの「モノサシ」から自由になることが不可欠です。具体的には、お金、時間、他人という三つのモノサシです。
「たくさんお金を稼いでいるほうが偉い」と考えてしまうのは、お金のモノサシにとらわれているからですし、「以前やってできなかったから、今度も無理だろう」と思ってしまうのは、過去にとらわれているという意味で、時間のモノサシに縛られてしまっている。
また、ある女性が「自分の考えを主張するのは怖い」と感じてしまっているのなら、それは「はっきり自己主張する女性はかわいくないので嫌われる」という他人のモノサシに振り回されている可能性があります。
これらのモノサシを一つひとつ外していくことで、自分のエフィカシーは確実に高まっていきます。
――本書では、ゴールドビジョンを実践するにあたり、「心からやりたいこと」を見つけることが重要だとも書かれています。久野:心からやりたいことが見つからない状態とは、他人の声に耳を傾けすぎている状態ともいえます。