動きはじめた〝医学絵師職人〞メディカルイラストレーター  昨年12月、臨床・基礎医学の医者らと協同で学会設立  若手は研究会やイベントを活発化 (2/3ページ)

バリュープレス

コンピューターグラフィックスの専門学校に入学し、本格的にイラストレーターへの道へと進んだという経歴の持ち主です。医療の現場経験と医学知識があったため、約9年で正式なメディカルイラストレーターとしての評価を得ることとなり現在、大学病院や出版社などからの依頼に忙殺される日々を送っています。

社会との接点拡大へ
 tokcoの活動は描くから教えることへと領域が広がっています。今年は東京大学でのセミナーをかわきりに、全国の大学や一般向けの「メディカルイラストレーション実践講座」も予定されています。このような中、「メディカルイラストレーターの仕事をもっと知ってもらいたい」という願いを持ち続け、昨年8月、研究会仲間と開催した「体の仕組みを知って絵を描いてみよう!」に続く第二弾として、今年も親と子どもが一緒に学び楽しめるイベントプランを練っています。
 「日本には多くの優秀な科学者、医学者(人・動物の医療)がおり、その技術や知識を世界に発信すべきであった。しかしながら、長年専門的なイラストレーターがいなかったためにクオリティの高い論文挿絵、出版物が作れなかった」(tokco)という現実があります。日本から海外へ発信するためにクオリティの高い正しいイラストを描ける専門家が不可欠といえます。

<tokco プロフィール>
小学生のとき美術大学へ進む夢を見るが、カーデザイナーの父にアートの世界の厳しさを知らされ一旦保留。動物好きを活かし獣医学科へ進み、生き物のからだのしくみを学びながらいつかアートの仕事と融合させたいと考える。現在日本で唯一、獣医師国家資格をもつサイエンス/メディアカルアーティスト。趣味はキックボクシング。昨年アマチュアデビュー戦を果たす。一児の母。
・2006年〜2008年 人の医療に携わる獣医師として神戸の医療関連会社に勤務。日本では医療に関するイラ 
  ストレーションに対するリテラシーが低いことを知り、その重要性を広めるべく社内でイラストを描き
  始める。
・2008年 メディカルイラストレーターになることを使命と感じ辞職。東京デジタルハリウッドに入学しイ 
  ラスト制作に必要なPC技術を学ぶ。

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