「殴られ、下着姿で夜逃げした」北朝鮮女性、人身売買被害の実態 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

私は中国に行って、いい男性に出会い、コメを腹いっぱい食べることを夢見ていた。中国では家畜ですらコメを食べていると聞いたから」

パクさんは他の6人の女性とともに、コンテナに閉じ込められトラックで運ばれた。大量の材木とともに。12時間後、ブローカーは材木をトラックから降ろし始めた。

「恐ろしかった。殺されるかもしれないと思い、私たちは手を繋いで歌を歌って恐怖に耐えていた」

48歳のチェ・オクセさんは中国に暮らして16年になる。彼女は人身売買の犠牲者ではないものの、ソウルに住む脱北者の友人の多くが、中国人男性に売られ、韓国に逃げた人々だ。

「ある友人は、逃げられないようにと夫に足かせをかけられていた」

チェさんの25歳になる姪も、脱北後に偏屈な中国人男性に売られ、2014年に逃げ出し、韓国にたどり着いた。

「姪は、夫に殴られたことはなかったけど、彼女は下着姿で夜逃げした。二度と会いたくないという一心で韓国に逃げてきた」

中国に在住するデイリーNKの対北朝鮮情報筋によると、昨年11月と12月にも、中国国内で移動中あるいは潜伏中だった脱北者30人余りが、公安当局に逮捕された。全員が丹東に移送され、北朝鮮に強制送還されたと見られる。

中国当局が間接的にとは言え、北朝鮮における人権侵害を助長しているのは確かな事実なのだ。

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