【プロ野球】冬眠は終わりだ、目を覚ませ! ヤクルト浮上のカギを握る「眠っている戦士」は誰だ!? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■小川泰弘:真のエースへ! “石川依存”から目を覚ませ!!

 昨シーズンは3年連続の開幕投手を任され、エースとしての独り立ちを期待された小川泰弘。

 しかし、シーズン序盤から調子は上がらず6月下旬には登録抹消。復帰後の8月には5試合に登板し4連勝をマークし、自身初となる月間MVPを獲得。復調したかに見えたが、9月以降は勝ち星がなく終盤戦は4連敗でシーズン終了となった。

 2ケタ勝利に届かず8勝9敗。防御率4.50は規定投球回に到達した投手の中で最下位……。エースと呼べる投球には程遠い成績だった。

 小川はシーズンオフに開幕投手を目指し、自主トレを敢行。昨オフから親交のある上原浩治(カブス)とトレーニングを行い「上原流フォーク」の握りを教わった。ブルペンでの評判は上々で新たな武器となりそうだ。

 小川は「去年はフォークが落ちない時があった」と語っており、フォークの精度が上がることで、投球に大きな改善が見られるだろう。

 ヤクルト投手陣は長らく石川雅規に頼り切っている。今年こそ「ライアン小川」が目を覚まし、自他ともに認めるエースに成長することを期待したい。

■榎本葵:坂口智隆に続き自由契約から目を覚ませ!

 昨シーズン、オリックスを自由契約となりヤクルトに加入した坂口智隆。スローガンより一年早く崖っぷちから目を覚ました男は、チーム最多の141試合に出場。打率.295と好成績をマークし、リードオフマンとしてチームを引っ張った。

 その坂口と同様に自由契約を乗り越え、楽天からやってきたのが榎本葵だ。九州国際大付高から2010年にドラフト4位で楽天に入団。長打力を期待されたものの結果を残せず、2015年オフに育成契約となった。

 昨シーズンは2軍で60試合に出場し、打率.287の成績を残したが無念の戦力外通告。しかし、ポテンシャルの高さに惹かれたヤクルトに拾われた。

 1軍での実績はない榎本だが、2014年オフにはU-21W杯の日本代表にオーバーエイジ枠で選出されているなど、2年前は期待のホープだったのだ。まだ、ブレイクの可能性を秘めている。

 楽天では花開かなかった榎本だが、新天地で目を覚まし、まずは左の代打で戦力となることを期待したい。そして、レギュラーを目指してほしい。

文=勝田 聡(かつた・さとし)

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