ASKA「お茶にすり替えで不起訴」が広げた「悪ノリ波紋」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

とはいえ、『知らない人に打たれた』『カゼ薬を飲んだだけだ』『隣の人があぶっていたのを吸引してしまった』と、荒唐無稽な言い訳は多岐にわたり、立証できないことで容疑者を取り逃がしてしまうケースも出ている。警視庁組対5課は対策を講じていますが、千葉や埼玉などで逃げられるパターンがまだ多いと聞きます」

 さらには路上での職務質問にも、悪ノリしたシャブ犯は「任意」であることを理由にかたくなに拒否する。

「身に覚えのある現役ヤクザなんかは『任意だろ? 本部から呼ばれてるから忙しいんだ。指詰めることになったら責任取ってくれんのか!』って強硬に振り切ろうとする(笑)。でも警察だって怪しいヤツは何とかして調べようとするよ。応援呼んで取り囲んで、逃がさないようにしている間に令状を取るんだ。使用前科のあったヤツに対して病院まで連れてって、診察台にくくりつけ、パンツ脱がしてカテーテルで強引に採尿したこともあったってな」(前出・ヤクザ幹部)

 時に、こんな「イタチごっこ」に弁護士が登場する。

「職質された場合、警察に囲まれてしまうと、任意を盾にしようにも、多勢に無勢となる。だから、特にヤクザ者は事前に準備していることが多いですが、“奪還弁護士”が登場するんです。電話1本で駆けつけます。呼ぶだけでおよそ15万円、警察から逃れられれば計50万~60万円の費用がかかりますが、繁盛しているという話です。今回のASKA事案より前、ここ2年ほどで普及していましたが、今回、ますます需要が増えていると。有名な奪還弁護士は3人ほどいて、依頼主と帰る際、覆面パトカーに追われても、仲間が間に入って、逃げ切るまで徹底しているようです」(前出・警視庁関係者)

 いやはや、無罪のASKAが罪作りなことをしてくれたようだ。

「ASKA「お茶にすり替えで不起訴」が広げた「悪ノリ波紋」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 2/9号薬物汚染弁護士ASKAエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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