「Q:もてない女はどうやって生きていけばいいですか?(28歳女性・公務員)」(ラブホの上野さん) (2/5ページ)

恋学

さて、おそらく「生きる意味が見つからない」という相談をそれこそ友人やカウンセラーにでもしてみると「趣味を見つけましょう」とか「仕事を頑張りましょう」というような回答が返ってくるのではないでしょうか?

ご安心くださいませ、私はそんな難しいことは言いません。

「生きる意味」なんて言えるほどたいそうな趣味や仕事がそうそう簡単に見つかるはずもないではありませんか。そんなに簡単に「生きる意味」なんて言えるほどの趣味が見つかれば誰も困りはしないのです。もちろん何かしらの趣味が「生きる意味」と言えるほど好きなものになるのであれば、それは素晴らしいことですがそんなものそうそう見つかりは致しません。仕事もまたしかり。「自分は仕事が生きがいだ!」なんて言えるほどの天職に巡り合える幸運な方など、この世界ではほんの一部の方に過ぎません。そうそう簡単に見つかりはしないのです。

そもそも、人類の歴史を紐解くと「生きる意味」を探さなければいけない時代というのは、せいぜいここ100年くらいの話で、それまでの何千年間は「神のために」さえ生きていれば良かったのです。

なんとなく死にたくなって、自分の生きる意味を見失っても「まぁ、神が死ぬなって言ってるからなぁ……」で話が済んでいた。

それでは「神」が生まれる前はどうであったかと言えば「生きる意味」なんて考えるまでもなく、非常に簡単に人が死ぬ時代だったのです。動物を狩猟出来なければサクッと死ぬ。ちょっとした怪我や病気で、あっさり死ぬ。とくに理由もなく簡単に死ぬ。

そんな時代であれば「生き残るために生きる」という本能的な理由で人は生きていくことが出来たことでしょう。

良くも悪くも、人類はこれまで「生存本能」と「宗教」という2つしか生きる意味を作り出すことが出来ていません。

しかし今日、特に日本においては「神」は現実にほとんど現れないのです。この国に何人「まぁ、神が死ぬなって言うなら仕方ないか」という理屈で自殺を思い留まる方がいらっしゃるでしょうか。さらに貧困の問題こそあるものの、少なくとも「餓死」をする可能性もほとんどありません。

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